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「つつんで、ひらいて」に投稿された感想・評価

sayaka

sayakaの感想・評価

4.3
TAMA映画フォーラム特別上映会にて。

手からうまれる、産み出される様々なことの数々に見入ってしまう。
菊地さんの切ったり貼ったりミリ単位での調整などはもちろんだけど、印刷や製本の職人の方々の手の動きにも感動。本を作ることにどれだけ多くの手がかかっているか。丁寧に丁寧に作られたもの。自分の仕事に向き合う姿に感動です。
she

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4月8日 菊地さんの訃報を知る。

本屋でユリイカを手にして(その表紙と目次の仕掛け、今まで開いたことあるユリイカと全然違って面白かった。装幀は菊地さんではなく、水戸部さんだった。)ずっと観ようと思いながらの、こちらのドキュメンタリーをようやく観た。

一番印象的だったのは、
“達成感がない”とはっきり語られていたこと。
それから、手の動き。

紙の本は小説の身体、肌。
紙の本は、「もの」。

私はデジタルに生きる世代なので、アナログの世代の人たちの美学や哲学に強い憧れがある。
同時にその世代の人たちがこの世を去っていくことに焦りや不安も感じる。
いつまでも昔のように、とはどんなことも難しいと分かってはいるけれど、本のことで考えるならば
私は「もの」として、側にお守りとして置いておきたいと強く思う。
読むだけの機能としてではなく、「もの」としてのパワー、書き手からデザインする人、印刷の紙、製本されて本屋に並ぶさま。沢山の人の手が重なって、その流れを五感で得られることの救いがあると思う。でも、とても贅沢なものなのだとも思う。

ただ情報を整えデザインとして置き換えられたものを巻かれたのではなく、物質性として必要なことを考え ”拵え”られた装幀は、人間と人間のつながりに大きな影響を与えるのだと、ドキュメンタリーを観ていて希望のようなものを感じ泣きたくなった。
あまりにもスピードが速くなった現代の中で生きていても、役目というのはそれぞれにあることを忘れてはいけないと感じる。

菊地さんのご冥福をお祈りします。
人の手仕事はやっぱり見ていて面白い!
そりゃ最初からPCでレイアウトする方が便利だし早いだろうけど、お弟子さんの作業は見ていてあまりわくわくしなかった。
電子書籍は便利だけれど、紙の本もなくなってほしくないなとつくづく思った。

余談だけど、弟子の水戸部功さんとても素敵な雰囲気だったな…
Kyohei

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2年前に映画館で観たときは、
疲れていたからか見事に爆睡してしまったので、今回ちゃんとリベンジをすることができて良かったです。
yumiasa

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「こしらえる、こさえるってのは誰かのためなんだよ」装幀は本の入り口。30年やってきたけど達成感はないんだ、と言っておきながら、アイデアのひらめいたときの顔の、なんといいこと。こんなに丁寧につくられる本は幸せだなと思った。
好きなことしてる人のドキュメンタリーは、それだけで観てて面白い。

一度も満足したことがない、というのがこれがこの人の天職であることを示しているように思った。

本を見る目が変わる。
か

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映画というより、TV番組的な作り。音声が良くないので、こだわらずに字幕を入れてほしかった。

内容で気になったのは映画に登場する本作りの担い手がだいぶ高齢なこと。日本のある種異様なくらいのクオリティの装丁の担い手の方々。作家、出版者、装丁する人、材料。あるいはそれを求める読者。

装幀者が読者をする姿を見たかった。
かさ

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わたしもこういう、装丁を極めるようなのとしたいな、って思いました📚いいな、いいな。
hpyyr

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3.2
色んな本を手掛けるなかで、人の心があまりにも多様やから、一体どんな装丁がいいのか分からなくなってきた、装丁するなかでどんどん自分が空っぽになっていった って言葉が印象に残った。
ご本人とか弟子の方の装丁はあんまり好みじゃなかったけど、仕事の仕方とか工場の様子とか作業風景とかを見るのは楽しくて面白かった。
一工程ずつに考えがあって、それを実現するための資源と技術があって、ってのを見られて良かった。昔見たドイツのシュタイデル社の映画も思い出した。あれも良かった。

あと、結構言葉が聞き取りにくくて、私か会場か撮り方か、どのせいか分からんけど字幕欲しかったな。
アー君

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3.3
装丁家である菊池信義のドキュメンタリー。

菊池氏は写真でしか見たことがなく顔の印象からして気難しいイメージがあったが、意外と気さくな印象だった。しかしながら発注をした特殊紙に頬ずりをするあたりはややドン引きをしたが、天職なんだなと思った。

やはりカンプ(デザイン見本)は手書きのアナログ作業で、フィニッシュワークはMacを使えるアシスタントがいたんだな。

最近はブックデザインの仕事をしていなかったので、それ一本でやっている映像を見せつけられると単純かもしれないが、その分野にも少しウェイトを置いてみたくなった。

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