あえかなる部屋 内藤礼と、光たちの作品情報・感想・評価・動画配信

あえかなる部屋 内藤礼と、光たち2015年製作の映画)

上映日:2015年09月

製作国:

上映時間:87分

3.5

『あえかなる部屋 内藤礼と、光たち』に投稿された感想・評価

3.5

「空間というのは、そういうふうに、そのものとして自然なものに戻っていくように生まれてくるのだろう」

ふらっと訪れた品川のギャラリーのオーナーさんにおすすめされて。この世のすべてを恩寵する内藤さんと…

>>続きを読む

先日、東京国立博物館と銀座メゾンエルメスで行われている「内藤礼 生まれておいで生きておいで」を観た。内藤礼さんの作品は壊れやすそうで儚いが、その作品を取り囲む空間との一体感によって、観るものに自己の…

>>続きを読む
2.5
内藤礼自身がこっそり映り、制作の場を知ることができる貴重な映像ではあるが、撮れた素材が尺に満たないからと言って、関係のない雰囲気美人的な各年齢層の女性を集めて撮ることに意味がなさ過ぎる。
oyama
3.9
すごいな。美術作品をこんなふうに撮れるんだ。ここまで丁寧につくりこまれたのは、内藤礼さんと、彼女がうみだす世界の魅力なのだろう。
ぱん
-
手さぐりがそのままここにあって、言葉をとんとそこにおく。内藤礼さんの作品をこれからみることのできる人生に希望を感じる
FeMan
4.0
後半、内藤礼はまったく出てこなくなるが、前半ではインチビューや家の様子などがあり、本だけではない内藤礼が知れてよい。

家の中にはシモーヌ・ヴェイユのポスターが貼ってある。興味深い。
窓際
-
なんか、100年日に晒された紙の本みたいな人だな。繊細でちょっとの風で壊れちゃう人。無理かも。

おそらくいちばん不得意な分野の作品のはずなのに、なぜか鑑賞
その美術館にものすごく行きたくなったのと
自分のために造ったものが、他人の琴線に触れる過程を、丁寧にきりとった行為がなによりすばらしいと思…

>>続きを読む
ドキュメンタリーでありながらも、本人ではなく他人を通して語るのがおもしろいと思った。後半の女性たちは本人として登場しているが、一人一人が物語を生きるキャラクターのように見えた。
このレビューはネタバレを含みます
私は、私の中にある、まだわからない好奇心のような球体のような弾けるようなそれを、言葉のコンクリートによって、固め、認めてしまうことをまだしない

あなたにおすすめの記事