
サチオは売れないピン芸人。 しかし、売れずとも「ピン」にこだわっているのには訳がある。 それは小学 6 年生の時の親友「エイジ」との約束があったからだ。 エイジとサチオは、いつでも一緒でクラスメイトの人気者だった。 が、大人になったサチオには熱狂的な女性ファンが 1 人いるだけ。 バイトもクビになり先輩芸人とはソリが合わず劇場に観にきてくれた少ない客とも喧嘩をしたりと、なにをやってもうまくいかない。 そんな中、心を許せる人物がただ 1 人だけ現れる。それをよく思わないでいる女性ファン。 エイジとの思い出と約束を忘れられないサチオはそれでもエイジを思って今夜も独りで舞台に立つ。






