少年オロズベクは毎日、遠くの学校へ川を渡り歩いて通う。雪水で川が増水していても。それが彼の夢に近づくチャンスだから。
雪で覆われた青森の山々。毎晩、魚屋の父は街の市場に出かけてゆく。父の出がけに目を覚ました6 歳の息子は、そのあと眠ることが出来ない。皆が寝静まる家の中、少年は絵を描き、それをランドセルにし…
>>続きを読む華北の美しい村に、ある日都会から若い教師がやってくる。彼に恋心を抱いた少女。彼女は言葉にできない想いを料理で伝えようとする。そんな想いが彼に届くが、時代の波が押し寄せ、ふたりは離ればなれに…
>>続きを読むプリシラ・ステナイは、3人の子供、22人の孫、52人のひ孫に恵まれ、ケニアの小さな村で助産師として暮らしてきた。皆から“ゴゴ”と呼ばれる人気者だ。ある時、彼女は学齢期のひ孫娘たちが学校に通…
>>続きを読む人は生きているとさまざまな出来事に見舞われるもの。けれど、行く先を見失って真っ暗闇になった時、道を示してくれる人がいた。予期せぬ荒波に飲み込まれても、助けてくれる人がいた。そんな優しさや愛…
>>続きを読む北極に位置するグリーンランド東部の、人口わずか 80人の小さな村チニツキラークに、デンマークから 28歳の青年教師アンダースが、子どもたちにデンマーク語を教えるために赴任した。家業の農場を…
>>続きを読む若手教師のウゲンは、ある日教官に呼び出されブータンの秘境、ルナナにある学校に行くよう告げられる。「オーストラリアに行き、ミュージシャンになりたい」という夢を抱きながらも、渋々ルナナ村に行く…
>>続きを読む