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Black Box Diaries
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Black Box Diariesの作品紹介

Black Box Diariesのあらすじ

2015年4月3日、ジャーナリストをめざす伊藤詩織 25歳は、ある日突然、思いもよらない性暴力被害を受ける。伊藤は実名を公表し、この事件と立ち向かうことを決意。しかし、そこから伊藤の世界は一変する。性暴力の被害を受けたひとりの女性が、自身に起きた事実を記録しながら、社会の壁を少しずつ打ち壊す――。 世界が見つめ、社会の心を揺さぶった、ひとりの女性の“沈黙”と戦う旅が、今幕を開ける。

Black Box Diariesの監督

伊藤詩織

原題
Black Box Diaries
製作年
2024年
製作国・地域
アメリカイギリス日本
上映時間
102分
ジャンル
ドキュメンタリー
配給会社
スターサンズ、東映エージエンシー

『Black Box Diaries』に投稿された感想・評価

背骨
4.2
性暴力被害者である伊藤詩織さんが裁判のために事件にあらためて立ち向かう姿を記録したドキュメンタリー

ここに映るものこそが真実である… などと言うつもりはないが、性暴力被害者が事件だけでなく、事件後さまざまな事に向き合わなければならない理不尽さと、日本の権力構造の異常さを訴える作品として、圧倒的にパワフル

それはドキュメンタリー映画として良く出来ているというのも含めてだが、それ以前に事件を不起訴に持っていこうとする権力側の圧力や忖度、二次被害、危険を顧みず協力を申し出る支援者など、この映画が訴えようとするものを裏付けるものが確かに写っているから

事件の記憶や、裁判や出版への重圧で疲弊していく彼女の姿と共に、「もしこんな事が自分の身近で起こったら… と考えてみてほしい。」と言っていた彼女の言葉があまりにも重い

「個人的なことは政治的なこと… 」

この事件を自分のためと同時に、社会や過去から未来に渡る全ての性暴力被害者のために記録し、発信する事を選んだ彼女の選択を遅まきながら全面的に賛同したい。当時何も声をあげなかった無力で無自覚なひとりの人間として…
KUBO
5.0
昨年、世界各国の映画祭で話題となり、アカデミー賞にもノミネートされたのに、日本でだけ劇場公開されていなかった『Black Box Diaries』がついに公開された。

衝撃を受けた。一瞬たりとも目を離せなかった。2025年ももうすぐ終わるが、今年見た372本(12月14日現在)の映画の中でも最も重要な作品となった。

まず、公開劇場がT•ジョイPRINCE品川1館のみ。都内じゃなくて全国で1館。普通だったら手を挙げてくれそうなポレポレ東中野でもなくイメージフォーラムでもない。配給にも未だ権力者への忖度や圧力があるのか?

刑事事件としては不起訴になったことは事実なので、そこまでの道のりを見るのは辛いが、スクリーンに映し出される詩織さんからは、絶対に負けないという強い生命力を感じる。

ニュースである程度のことは知ってるつもりでいたけれど、逮捕状まで出て、成田空港で待ち伏せて「さあ、逮捕だ」という直前に出た「逮捕中止」という「上からの指示」。

刑事ドラマで「上からの指示」で捜査が中止されて地団駄を踏むシーンがよくあるが、本当に現実にあるのだな。きっと「上ってどこから?」「◯◯から?」「もっともっと上からだ」なんて会話もあったのかもしれない。

逮捕見送りを命令した当時の中村刑事局長は出世して警察庁長官に、伊藤詩織さん事件を担当していた刑事は担当を外される。権力者にとって市井の人々の暮らしなど、どうにでもなるのだという恐ろしさ。日本はこれで法治国家なのか?

詩織さんを応援するジャーナリストの仲間たち。TBSの金平さん、東京新聞の望月さんなどは実名や顔出しでも登場している(モザイクがかかってる人もいる)。

ジャーナリストになるという夢を叶える為にお話しを聞きに行った25歳の若い女性を酩酊状態にしてホテルに連れ込みレイプし、意識を取り戻した詩織さんが下着をつけていないことに困惑し「返してほしい」と言うと、

「パンツくらいお土産にくれよ」と言ったという山口氏。どこまで下衆な野郎か?

逮捕が見送られた日のほぼ一年後、山口敬之氏による安倍元首相を取材したノンフィクション『総理』が出版されている。

「権力」の前に、あからさまに「正義」が崩されていく後進国「日本」。自ら顔を晒し、実名で告発したことで、誹謗中傷に晒される日々。そんな絶望の中で、詩織さんは家族や仲間に支えられ、「裁判」や著書「BLACK BOX」の執筆・出版、そして本作『Black Box Diaries』の作成と「権力」とそれに忖度する「社会」に立ち向かっていく。

民事での最高裁で勝訴が出た時、映画を見ている私たちも拍手を送りたくなった。そして、この民事の最高裁判決が出たのが安倍元首相が狙撃され死亡した日だ、というのも何か因縁めいたものを感じた。

普段素晴らしい作品を見た時に「多くの方に見てもらいたい」と言いますが、今回は1館でも多くの映画館で上映してもらいたい、と訴えたい。パンフレットの最後に「自主上映」の案内も載っているが、上映したらいろいろな圧力があるのだろうが、この素晴らしい作品を1館でも多くの映画館で上映してもらいたい。

「25歳だったのに、33歳になっちゃった」 

詩織さんの最高裁判決後の呟きであるが、夢を持っていた25歳の女性が費やした8年の日々を、彼女の人生にとってムダではない日々にしてあげるために、この映画を成功させて、前を向いて歩いていってもらいたい。そのために映画ファンや映画館ができることを、やろう!
nano
-
共同通信の記事を二つ引用しておきます。
2025年2月20日
『ジャーナリスト伊藤詩織さんが監督し、米アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた映画「ブラック・ボックス・ダイアリーズ」を巡り、伊藤さんの元代理人の西広陽子弁護士らが20日、東京都の日本外国特派員協会で記者会見した。許諾のない映像や音声が使われている問題を改めて指摘し「海外の配給会社や映画祭に説明責任を果たしてきたのか」と疑問を呈した。
 同作は、伊藤さんが自らの性被害を調査し告発する過程を記録。弁護士側はこれまでも、裁判以外に使わないと誓約した防犯カメラ映像や、警察官らの音声などを承諾なく用いた点を批判し、国内での劇場公開が決まらない事態となっている。
 西広さんらは会見で、伊藤さんが海外メディアに対し、許諾の問題に触れず「政治的にセンシティブな問題で、配給会社や映画館が上映のリスクを恐れている」などと説明していることを問題視。また作品は既に多くの国と地域で配給されているが「海外での上映や配給のプロセスにも問題がある可能性がある」と訴えた』

2025年10月26日
『ジャーナリストの伊藤詩織さんが26日までに、自身の性被害をテーマに監督を務めたドキュメンタリー映画「ブラック・ボックス・ダイアリーズ」について、一部の証言映像を、許諾を得ずに使用したことを謝罪する文書を自身のホームページで公表した。
 謝罪文によると、伊藤さんは加害者らを目撃したタクシー運転手の証言映像を、本人に無断で撮影。映画化にあたり、本人に電話を試みたが半年以上連絡が取れなかったため、そのまま使用したという』

この作品をご覧になるなら、ネットやSNSの多彩な意見・考察にも目を通されることをお勧めいたします。

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