海人舟より 禁男の砂の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『海人舟より 禁男の砂』に投稿された感想・評価

泉京子が男たちを狂わせているが、男も、周りの女たちも不幸にさせている。それに気づかぬ愚か者ばかり。

1950年代の終わりに話題を集めたというグラマー女優が主演する一連の「肉体映画」。そのなかの「海女もの」の代表作、とされている。なので、いたずらに観客の興味を煽るだけの扇情的な映画なのかと思っていた…

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mingo
3.7

新東宝っぽいが松竹なのヨ。「親はいつまでも子の親なんだよ」ていう飯田蝶子の台詞が沁みた。海女が活躍する集落で大木実、泉京子、石濱朗による三角関係が繰り広げられる恋愛ドラマがメインだが(桂木洋子忘れそ…

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松竹の海女映画で、いたって真面目なお話だけど、やはりダイナマイト・エロチカ=泉京子の新東宝チックな歌と踊りにたじろぐ。ヒットしたらしくシリーズ化され、実・京子・朗・麗子で4作まであるらしい。全作観て…

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文芸坐の大画面で女を抱いた大木実が砂丘で何かを叫ぶタイトルからもう何事かと嬉しくなってしまう。この村の海女たちのやさぐれ感、男取られて流産の末にキチガイになった桂木洋子と、疎開組の石浜朗の危険すぎる…

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csm
5.0

子供らにキチガイ呼ばわりされる桂木洋子の始まりからして目が覚めるし、腰高な大木実だけでなく全員肉体派。浴衣はだけて踊るゴージャスバディに巻いた髪で現代的な顔面の泉京子さん、とにかく褌一丁の石濱朗には…

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ぴよ
-

(35mm)
原作は芥川賞(1956年上半期)。タイトルどおり海人の映画。ずっと海にいる。

素潜りシーンがこんなに出てくる映画も少ないのではないか。

土着的ではない当世風の音楽がスベっている。

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