Netflix台湾オリジナル！！「我、邪で邪を制す」って、毒を持って毒を制す！的な、、、韓国産追随する、なかなかのバイオレンスアクション！！肺がん末期の余命宣告を受けた殺人逃亡犯が、自分が最重要指名手配犯のベスト３の第３位と知り、、、世に名を残すべく、トップを狙う話。バイオレンス描写も激しめで、あまり台湾キャスト知らないけど、イーサン・ルアン、キャラ立ってて魅力ありました。割と良質で味のあるバイオレンスアクション作品でした。

ギャングの幹部たちを殺したチンピラのチェン・クイリン（イーサン・ルァン）は逃亡生活の中で末期ガンを宣告される。自首しようとしたクイリンだが、自分が重罪犯としてのランクが3番目であることを知り、上位2人を殺して自分の存在価値を高めてから自首することを決める。

主人公がならず者で残虐過ぎてまったく共感できず、上位2人を殺す動機も曖昧で、こりゃハードなバイオレンスを楽しむだけかなと思っていたら…　想定外に2時間超、夢中で見入ってしまい、危く感動するところだった。

クイリンは間違いなく無秩序なダメ男なんだけど、他の悪党たちの胸糞度合いが遥かに上を行ってて、始末されていくのが自然に思えてしまうほど。クイリンが一般人に手を出さないって設定にも助けられてた。

以下、ネタバレあり。

他人の悪事と悪意を客観的に見ることで、自分の行いの残虐さに気付いての改心ってことなんだろうけど、ラスト20分での180度大回転はやり過ぎだろーって感じだし、信者たちの頭をバンバン撃ちまくって、妊婦も殺しちゃう映像はかなり気分が悪かった。

見どころは序盤の刑事とのチェイスとバトルの壮絶アクション！
そして、イーサン・ルァンの薄汚さと爽やかさ、狂気と平穏の見せ方が超巧みで、ラストは魅力的な爽やか青年にしか見えなかった！
台湾映画、侮れず。

ある指名手配犯が余命宣告を受け自分より上位の指名手配を受ける奴らを制し自分が一番だと証明する為他の2人の指名手配犯を探し始める

まず指名手配に台湾ではランキングがあるのだろうか？
死ぬ前に我ここにありと存在証明の為ランキング1位を目指したのかな

結局癌だと言われたけど実はなんとも無い健康体で余命を告げられれば罪を悔い改め自首するかと思ったが違う方向に感情が向いたってオチだった

台湾でも死刑はあんな形で行われるんだろうかマットレスにうつ伏せに寝かされ背後から心臓を銃で撃つって
色々国でやり方の違いがあるんだろうけど嫌なもんですね