大樹は風を招くの作品情報・感想・評価

「大樹は風を招く」に投稿された感想・評価

aaaaa

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3.7
今年の香港金像奨作品賞受賞作品。
かなり渋いハードボイルドタッチなノワール物。新進の監督が演出してるせいか、
ジョニー・トーに比べて、乾いた淡々とした作風。
ラム・ガートン、チャン・シウチョンの存在感が凄い。
香港の今の苦悩を描いています。
ただ物語が複雑で、中文字幕だけでは100%理解出来ませんでした...。
日本公開でリベンジしたいところ。
necococo

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3.8
@filmex クロージング作品
めっちゃ、面白かった~!!
締めでちゃんとしたエンタメが観れてとっても満足。

香港返還前、3人の伝説のヤクザを巡る物語。
それぞれに名を馳せたヤクザたちが今度3人集まって何かしでかすらしいというデマが出る。「もう一度花を咲かせたい」と思う気持ちに火が付いてうち一人がデマを実現させるべく他の2人を探すことにするのだが、、、

ラストの締めが、キレッキレで気持ちよく、サイコーに良い。
実はあの時巡り合っていたというね、、!

これは一般公開して欲しい!!もう一回観たいよ~。
あ、ヤクザの一人が高倉健そっくりのイケメンでした。
これは傑作だ。
1997年、香港返還前夜。
新しい時代を迎える3人の伝説のヤクザの物語。
3人の監督が一人ずつキャラクターを担当しているのだけど、オムニバスではなくシームレスな作り。
演出の個性が、そのままキャラクターの個性になっているユニークなコンセプトだ。
強盗稼業から密輸業に転職するも、大陸の汚職官僚にキリキリ舞いさせられる者、大富豪を狙った誘拐を生業にする者、名前を変えて新たな仕事を狙う者。
しかし、彼らの一人が伝説の3人ヤクザを集めて、香港返還に合わせて大仕事をやろうと考えた事から運命が狂い始める。
これは香港返還という歴史的イベント、即ち"大樹"が招いた三つの小さな旋風の物語。
彼らは一瞬邂逅し、歴史の徒花として消える。
3人のヤクザ者は実在の人物らしい。
パワフルでどこか切ない、香港ノワール異色の快作。
正式公開を望みたい。
籠

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フィルメックス最後の山はお疲れ山で採点保留だが林雪がいるのは高ポイントでジュリーを口ずさみながら会期終了。
masaakib

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3.5
これも、ジョニー・トー監督の一側面、と考えるべきか。。。
言われてみると3人の共同監督で製作されている感覚があるけれど、どうももうひとつ、ブレイクできてない感じがする。

序盤のいくつかの犯罪シーンから入って、そこから広げる風呂敷があるけれども、そこにものを包むか包めないかのところが物語の要になるため、どうしても最終的な着地地点で感じる尻すぼみ具合が大きすぎてがっかりする。ケイパーもの… じゃ、ないの? という具合。

鞄に隠し持った小銃をどう使うかとか、短くなった葉巻を箸でつかんでふかすとか、細かい演出のきらめきはあるけれど、それも結局はハッタリに終わる感じの、負けた感が切ない。

正直、これが師匠のジョニー・トー指揮だったならどうなっていただろう、という「もし」の部分を気に掛けさせてしまううちは、まだまだ精進の余地ありなのでは。
複数監督が撮っているからか、登場人物とその背景を理解するのに時間がかかる。最後はうまいことまとめてた。
sobayu

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2.0
え、それオチですけど?!ってスチールがポスター代わりに使われちゃってるけどいいのかな。

多分全部が上手いこと入り組んでる話なんだろうけど、登場人物の顔と名前を覚えるまでに時間が掛かってしまい、筋が分かりにくかった。キャラクターに魅力もあんまり感じず中盤までぼんやり鑑賞。特に葉巻の男のコメディ部分はわざと当時の香港映画ぽくしたのかも知れないけど単純に古くて寒かった。

ラムカートン周りはノワール色が強くて面白かった。しかし迷惑だよ!そりゃそうなるよ!

ジョニートープロデュースだし、複数監督作なら「強奪のトライアングル」みたいにパート分けして撮った方がよかったんじゃないかと思ってしまうなあ。
1970salsa

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4.5
東京フィルメックス クロージング

フィルメックスという映画祭はメッセージ性の強い作品と同じ土壌でコレ系を取り上げてくれるので大好き。

コレ観終わってすぐ、明日夜の上映回も買ってしまった。

劇中とエンドロールで【時の過ぎゆくままに(香港カバーヴァージョン)が使われていてカッコいい〜。ジュリーの歌声だったらもっと良かったのに〜。

そして 2016/11/27再度鑑賞。
やっぱり【コレ系】好き❤️
香港の現代史をうっすら絡めてるところもgood。

★4.0→★4.5に変更。
2016/04 劇場

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劇場で見たもののシアターが悪すぎて前の人の頭で字幕を殆ど見れなかったとかいう代物。ええ今度からは前の方の席に陣取ります。

銀河製作で、 リッチー・レン、ラム・カートン、ジョーダン・チャンなら外れないだろーって思って見にいったら字幕全然見えなくて殆ど話わかんなかった…

どうやら育成目的でジョニートー&ヤウナイホイが新人監督3人に撮らせた模様。その内の一人が「十年」の監督の一人らしく期待してたんですが、わかりやすい政治的メッセージ過ぎて、なんか割とげんなりした記憶です。


最近の香港映画って本当にそういう風刺が多くて、それは市民の社会的不安を反映させてるのだろうとは思うのですが、見てる香港人はどう感じてるのかなあと少し不思議です。
(この時期に見た作品3本が3本ともそんな感じだった。)

ディスク出たら見直したい