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『#つぶやき市長と議会のオキテ 劇場版』に投稿された感想・評価

火蓋が切って落とされた都知事選で、いわば第三の候補として注目を集めている石丸伸二とは、何者かを知るのに恰好の教材になるのではないか、と期待して急遽、観ることにした。

さすがに選挙中の東京都内では上映されていない(公選法により上映できない?)ようだが、それでも全国で11館も上映中だとは驚きだ。

ここは岡目八目の傍観者の役得として、本作鑑賞の機会を逃す手はなかろう。

で、感想だが、パンフレットに寄稿している若木康輔氏と同じく「感想がすぐにはスラスラと出てこなかった」というのが正直なところだ。

地方発のドキュメンタリーとしては、東海テレビの諸作品や富山市議会を扱った『はりぼて』が印象に残っている。
いずれも、かなりエッジの効いた視点で対象に容赦なく斬り込んでいったイメージが強い。

本作で扱われるのは、安芸高田市における石井伸二氏。
2020年8月の市長選当選から2023年までの足かけ4年の安芸高田市長としての姿を追う。

2020年4月に就任したばかり前市長が、大規模買収事件で逮捕された河井克行衆院議員から60万円を受け取っていたことが発覚して7月に辞職。
それを受けての市長選で、37歳の政治経験ゼロの元銀行員であった石丸氏が生まれ故郷の安芸高田市の長となったわけである。

ドキュメンタリーが始まって半ばまでは、もっぱら石丸市長と議会との対立、軋轢が描かれる。

今までのドキュメンタリーだったら、議会の守旧派がいかに頑迷固陋で市民から遊離しているかを描きそうなものだが、本作では、そうはならない。

これもパンフレットに寄稿している勝浦雅彦氏の文を引用すれば、「にしてもこの市長は奇妙なのだ」。
議会との関係が膠着しても、落とし所を探ろうとする姿勢が全く見えないからだ。

具体的な政策としては、今後、見込まれる人口減を先取りするような形で、あらゆる公共施設の統廃合をスケジュール化しようとする。

しかし、そもそも2004年に旧6町が合併することで発足した安芸高田市である。
合併したとは言え、中山間部であることもあり、それぞれの地域固有の事情を抱え、各議員達はそうした地域の利益と住民の声の代弁者として選出されたはずだ。

石丸市長の言う「危機感が足りない」は当たっているかも知れないが、具体的に計画を策定するにあたっては、各議員やそれぞれの地域住民との密接な対話が不可欠なはずだ。

もちろん、市議会の古い体質を変えるべく、若い世代(40代)の新しい議員も誕生し、かなり市長寄りの活動を展開してもいる。

だが、その彼らでさえ、石丸市長のやり方が全て正しいとは思わない、と言うように、どうもあまりにも独断専行、対話拒否的な姿勢が強く出過ぎているように思われる。

ドキュメンタリーは、こうした主として石丸市長と市議会の多数派との「分断」が4年間で解消されるどころか、広がったままであることを提示しながら、市長の懸念する「地方の将来」が杞憂ではないことを補足して終わる。

本来であれば、石丸市長の再選の可否を経て、次の任期での展開が続編として期待されるはずのところだろう。

ところが、石丸市長は、今年5月に、7月28日に投開票が行われる市長選への不出馬を表明。
次いで、5月16日に、七夕の日投開票の都知事選への出馬を表明したのだ。

少し前のニュース番組で、元都知事の舛添要一氏が、石丸氏を評して、
「なぜ任期半ばにして、安芸高田市の市政を投げ出したのか、が問われると思う」
とコメントしていたが、本作を観ると、なおさら至極まっとうな意見だと思えて来る。

果たして、石丸伸二氏は、本当に安芸高田市の改革を責任をもってやり遂げようとしたのか。
それとも、実は、(都知事選出馬のための)踏み台、売名に過ぎなかったのかが問われるはずだ。

本作タイトルも『#つぶやき市長と‥』となっていることから分かる通り、石丸氏の身上は、SNSの活用にあると言って良いようだ。

都知事選候補者としても、SNSを通じて一定の支持者をすでに集めているとも聞く。

だが、一方で、昨日7/3、本作でも大きく取り扱われている女性市議に「恫喝された」とのツィートが名誉毀損に当たるとして市議が原告として損害賠償を求めた裁判の判決が、一審の地裁に続き二審の高裁でも原告側が勝訴したと報じられた。

本作ドキュメンタリーの「分かりにくさ」は、石丸伸二という政治的人格の分かりにくさに起因していた可能性が高い。

果たして石丸伸二安芸高田市長とは、昨年ガーシー一件で世間を騒がせた某政党と同じく時代の徒花か、それとも新時代の政治家なのか、真価は今こそ問われているのだろう。
ナグ
3.7
色々な方面から取材してて、思っていたより市長寄りじゃなくて良かった。
それにしてもどっちもどっちというか、いつまでも同じ事をつついてないで他に議論する事が沢山あるんじゃないの?とイライラ。
若手2人組議員のような、ちゃんと街の将来を考えてくれる人が増えたら未来も明るい!!
みんな選挙に行こう!!
【Hard to say I’m sorry】102

TBSラジオの都知事選開票速報で武田砂鉄氏にインタビューされていて、その時のあまりにもあんまりな受け答えに「コイツはヤバイ❤️」と思っていた。その前からツイッターでのイキリっぷりにうんざりしていたし。でもこの映画を見てちょっとだけ見方が変わった。
この人自身が政治家には向いていないのは間違いない。手段を選ぶばかりに、目的がどこかへ行ってしまう。クソジジイがいくらクソだからと言っても、ケンカばっかりしてちゃダメだろ。
とはいえ、広島県安芸高田市のジジババ議員たちのクソっぷりもなかなかのもので、いやクソというより、どこにでも、なんなら自分の実家にもいるような普通の田舎の年寄り。言ってることがまるで20世紀で、表に出せるような代物ではない。
ということで、毒を以て毒を、みたいな意味で、この人の登場はまるで悪いわけではないのかもと思いながら見ていた。でも、若い市長の登場で活気づいた市民たちともうまく連帯できず、結局は壊すというより散らかしっぱなしで出ていってしまったイシマルくん。その後の成り行きはみなさんご存じの通り。南無三。
映画の作りが、大まかにいうとイシマルくんVS議会戦、VSマスコミ戦、市民それぞれの戦い(?)の3つにわかれていて、それぞれを市長就任時に遡って時系列で描くので、分かりやすいんだけど話の流れが悪く、あまり盛り上がらないのが残念。

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