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ダイレクト・アクション
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『ダイレクト・アクション』に投稿された感想・評価

[フランス北西部ZADで抵抗する人々の生活と活動] 70点

2024年ベルリン映画祭エンカウンターズ部門選出作品、作品賞受賞作品。ナント郊外にある田舎のコミューン、通称ZAD(防衛地帯)は、2012年に起こった空港建設騒動に反発した地元住民たちや活動家たちが立退きを拒否し、抗議のために自給自足で生活している地域である。2018年には大規模な強制立退きが実施され、警官隊は推定8000発の催涙弾を撒き散らしたらしいが、排除に失敗し空港建設計画は白紙になった。映画は2022年から2023年にかけて撮影された。その発生から様々なメディアの好奇の目線に晒されてきた運動であるが、それらの作品の多くが(或いはZAD以外の似たテーマの作品の多くが)公権力との軋轢を中心にする作品が多かった。しかし、本作品は上映時間のほとんどをそれ以外の生活パートに目を向けている。彼らは製材工場で木材を切り出し、馬を使って畑を耕し、大きな桶の中でパン生地をこね、子供たちの誕生日をパーティで祝い、チェンソーの刃を研いで、羊に餌をやる。そんな彼らの姿をワンシーン5分以上の長回しの積み重ねによって描き出していく。ワン・ビン『青春』みたいだ。上映時間も似ているし、基本的に労働を中心に据えているのも似ているし、中盤から期待するような展開を見せるという構成まで似ている。違いと言えば、その労働に関して、資本主義への隷属を強要するようなものではなく、実践と発見を組み合わせた創造性のようなものさえ感じさせるエネルギーがあることか。そしてそれらのエネルギーが活動それ自体とも結びついている。曰く"人々に見てもらって、自分たちの権利のために戦えるんだと気付いてほしい"。ただ、理論的な構造は良いとしても、そちらがあざとすぎて全体的な方向性は若干迷子になっている感じはした。
3.0
【フランスの三里塚映画】
ベルリン国際映画祭エンカウンターズ部門にて作品賞を獲った3時間半に及ぶドキュメンタリー映画『Direct Action』を観た。

本作は過激派農村コミュニティの活動を定点的に捉えた作品である。2012年から2018年にかけて自治区を設立し、2018年には国際空港プロジェクトを撃退し、現在では環境保護運動に取り組む活動家、不法占拠者、無政府主義者、そして農民からなるエコテロリスト集団の集落を小川紳介っぽいタッチで捉えていく。

エコテロリストと聞くと、暴力的な組織のように思えるが日常は穏やかであり、自給自足のような共同生活が行われている。誕生日を祝ったり、協力しながら木を加工したり、クレープを焼く人々の様子は牧歌的といえる。

しかしながら、映画が2時間半過ぎたあたりから本題に入り、トラクターや人海戦術によるデモが映し出される。個人的には、黄色いベスト運動の時の警察の方がよっぽど暴力的である気もするが、催涙弾らしき煙が漂う中で主義主張していく様はなかなか強烈である。

日本公開はこちらも難しい気がするがパワフルな一本であった。
とら
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東京国際映画祭