この映画、私に撮っては全てのカットがとても新鮮で、あるべき映画の姿なのかもしれないと思うほど私の人生に影響を与える作品だった。
かなりの長回し、長い小説を読んでいるうちに意識が自分に向き始めて瞑想の…
フレームの中に映すことのできる特定のミクロな世界、コミュニティを時間をかけて丁寧に映し出す。
世界が接続を続けているという錯覚や、世界を簡単に理解できるという錯覚を引き起こしてしまう現代の低レベルな…
どうしたってジェイムス・べニングを思い出してしまう。別にそれ自体に良さも悪さも無いのだけれど。
冒頭の方で、"黙秘権"について幾つかの事例を持って語っている女性のプロフィールショットが映る。
長々…
記録
山形国際ドキュメンタリー映画祭にて。
前半はカット数が少なく、ワンショットもかなり長い(ほとんどのワンショットがワンシークェンス)のでかなり眠く苦しい思いをしなければならないが、後半でなぜ…
ながすぎ。煙と馬と子供と水といった美にうつつをぬかしすぎている気もする。
作品自体が傑作として流通する形だったら、伝説となりうるような奇跡のショットがたくさんある。でもその突出をかき消すようにボンボ…
【第74回ベルリン映画祭 エンカウンター部門作品賞】
ベルリン映画祭エンカウンター部門に出品され作品賞を受賞したドキュメンタリー。東京国際映画祭でも上映され、山形国際ドキュメンタリー映画祭でも上映予…
10分くらいカメラを設置して環境活動家たちが横切って行く様子を捉えるショットが続くのだが、なぜかずっと見ていられる。「そんなところにカメラなんて置いてないでもっと別のところを撮りなさい」と語りかけて…
>>続きを読む東京国際映画祭7本目
長回しの連続
疲れもありかなり眠くなってしまいました
日々は穏やかに時間が過ぎて自然と共存しパンをこねたりしているけれどデモが起きて急に激しくなったところあたりからは背筋が伸…
大傑作!空港建設反対の活動家コミュニティに入り込むという、観た人100人中100人が小川紳介『三里塚』シリーズを思い浮かべるだろうが、実は順番が逆であることは指摘しておきたい。つまり小川紳介にあって…
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