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情熱の王国
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『情熱の王国』に投稿された感想・評価

KUBO
4.0
今日の試写会は『情熱の王国』特別試写会。

昨年91歳で他界したスペインの巨匠カルロス・サウラ監督、最後の劇映画。

「ミュージカルを作るためのミュージカル」

って、何のことだかわかりにくいけど、ある演出家が新しいミュージカルを上演するまでの、オーディション、ダンス練習、その間の恋愛や事件などを「映画」にした作品だ。

まず、90歳とは思えない、エネルギッシュでカラフルな舞台映像。素晴らしいメキシコ音楽にのせて踊るダンサーたちが上手い!

練習期間の俳優同士の恋愛は、いっしょに見に行った女優さん曰く「俳優あるある」。主演のアナ・デ・ラ・レゲラ、マヌエル・ガルシア=ルルフォらが美しい。

交通事故で半身不随になった女優が振付師として新しいミュージカルに取り組むところから始まる舞台は、スペイン版の『ウエストサイド』のような若いキャストの物語を経て、政治的なメッセージのあるラストを迎える。

本作自体、素晴らしかったけど、実は完成したこの「ミュージカル」の本番を通して見たい思いに駆られた。

舞台上演まで、その青春や人生をかけて情熱を燃やす演出家、振付師、若き俳優たちの熱い日々描いた、カルロス・サウラ監督の遺作『情熱の王国』、素晴らしい作品だった。
leyla
4.0
昨年91歳で亡くなったカルロス・サウラ監督の最後の劇映画(撮影当時87歳)。遺作はドキュメンタリー作品です。ヴィットリオ・ストラーロ(撮影当時79歳)とのコンビもこれが最後かと思うと悲しい。

ミュージカルの本番に向けたレッスン風景をメインに、演出家と振付師でもある元妻とのドラマや、若いダンサーたちのドラマなども同時に描かれる。メキシコの暗部も垣間見れる作品でした。

舞台はスペインではなくメキシコ。ラテン音楽とダンスが心地よくてずっと観ていたいと思えた。

ダンスと歌と芸術を愛した、監督らしい最後の作品だと思います。若いダンサーたちの躍動感のある踊りから監督の熱い想いとエネルギーが伝わってきました。

ほぼ劇場での撮影、美しく印象的なライティング。フラメンコ作品で何度も観てきたあの凛とした雰囲気。シンプルなのに、かっこいいんです。ストラーロにはまだ長生きして撮ってもらいたい。

エンドロールに映される監督の絵コンテを観ていたら涙が出てきました。絵コンテはいつも書かないけど、撮り終わって書いたとのこと。

個人的にカルロス・サウラ監督作品には思い入れがあります。過去に1度だけ作品のポスター制作に携わったことがあったり、フラメンコを習い始めて夢中で監督のフラメンコ作品を観たり、普通の映画以上に特別な思いがあります。なので冷静な評価はできないです〜
ミュージカルの制作過程をミュージカルにして映画で表現するという建て付けの変わった作品。正直ストーリー面でおもしろさに欠ける。ギャングのエピソードなんて陳腐極まりない。躍動する俳優の肉体やエネルギーを堪能する映画。どうでもいいが主演の人がシドニー・スウィーニーに似ていた。

『情熱の王国』に似ている作品

レオノールの脳内ヒプナゴジア(半覚醒)

上映日:

2024年01月13日

製作国:

上映時間:

99分

ジャンル:

配給:

  • Foggy
  • アークエンタテインメント
3.6

あらすじ

かつてフィリピン映画界の巨匠だった映画監督レオノール・レイエスは、72歳になり引退した今、借金と息子との関係悪化に悩みながら暮らしている。ある日、脚本コンクールの新聞記事を目にした彼女は、…

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