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骨なし灯籠
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骨なし灯籠の作品紹介

骨なし灯籠のあらすじ

亡き妻の骨壺を抱え、死に場所を探し、彷徨う男がいた。男は、元・美術教師の市井祐介。 古き時代の佇まいを残す、熊本豊前街道の温泉町「山鹿(やまが)」で、祐介は、祭りのポスターに描かれた「灯籠娘」に、妻・ゆかりの面影を見る。祐介は、灯籠師見習い・直樹に誘われるまま働き始め、一年が経ち、妻の三回忌を迎えても、深い喪失と孤独は拭えない。 町を出ようと決めた、祭りの日。突然、ゆかりの双子の妹だという、あかりが現れる。「あなたにお願いがあって」千人灯籠を踊るために、スペインからやってきたというあかり。彼女の目的とはー。

骨なし灯籠の監督

木庭撫子

原題
公式サイト
https://honenashi.com/
製作年
2023年
製作国
日本
上映時間
108分
ジャンル
ドラマ
配給会社
熊本やまが映画プロジェクト

『骨なし灯籠』に投稿された感想・評価

4.0
熊本県山鹿市で、毎年8月15日と16日に開催される夏の風物詩「山鹿灯籠祭り」のことをこの作品で初めて知った。脚本・監督は山鹿市に在住の木庭撫子さん。監督デビュー作。熊本、神戸、名古屋に続き、東京で公開の自主制作映画。トロント国際女性映画祭最優秀初監督賞、オランダ、チネチッタ国際映画祭、ロサンゼルス映画賞など海外では数々の賞を受賞している。

熊本豊前街道の温泉町・山鹿(やまが)を舞台に、妻を亡くして深い喪失感を抱いた男性の再生を描いた物語。手すき和紙と糊だけで作られた山鹿の伝統工芸品である「山鹿灯籠(骨なし灯籠)」の世界に出会った男性が、山鹿の人々や自然との触れ合いを通じて徐々に癒されていく姿を描く。

近しい人を亡くした悲しみに寄り添うことの重要性が社会では高まっている。悲しみや悼みはどうしたら癒せるのか、簡単なことではない。「グリーフケア」を題材とした映画作品も多い。死者が見えるというファンタジー要素もあるが、妻ゆかりが夫に送ったメッセージは心を打つ。深い喪失と孤独が拭えない1人の男性を通して、再生の道を静かに辿る。心に沁みる感動作だった。

亡き妻の骨壺を抱え、死に場所を探し彷徨う元美術教師の市井祐介。たどり着いた温泉町「山鹿」で祭りのポスターに描かれた「灯籠娘」に妻ゆかりの面影を見る。灯籠師見習いの直樹に誘われるままその町で働き始めるが、1年が経ち妻の3回忌を迎えても悲しみは癒えない。

山鹿灯籠祭りのハイライト、「千人灯籠踊り」が圧巻で、約千人の女性が浴衣姿で金灯籠を頭に掲げ、山鹿民謡「よへほ節」の調べに合わせて踊る。ゆったりとしたメロディーが胸に響く。幻想的な灯りで彩られ、何とも美しい。監督の木庭撫子さんは、倉本聡の富良野塾を卒塾。倉本作品に多く出演してきた水津聡さん主演。倉本聡さんの作品を彷彿させる美しい映像の数々だった。

東京ではまだ1館の上映だが、多くの人に観て貰いたい作品。
4.5
《心の中をほんのりと灯す山鹿灯籠》

冒頭シーンからお骨箱を首からぶら下げて髪はボサボサ、無精髭の男性が精気無く歩く姿。
元美術教師の市川祐介(水津聡)は妻の死を乗り越えられず悲しみを引きずり彼女の実家に向かっているのかと思いきや、祭りのポスターに描かれた“灯籠娘”に妻の面影を感じ、導かれるように古き良き時代の佇まいを残す温泉町の熊本県山鹿(やまが)市にとどまる事になりますが…彼もまた亡き妻の世界へ行こうと精神は彷徨っていました。

*  *  *

毎年8月15日、16日に開催される山鹿灯籠祭りでは千人もの女性が和紙と糊だけでできた金灯籠を頭に掲げて優雅に舞う「千人灯籠踊り」が1番の見所です。
本作中では過去の祭りの映像を空撮で見ることが出来ました。
灯籠の優しい灯りがゆったりとした踊りと共に揺らめく様子は一見の価値アリです。
物語としてはお盆の時期ならではの異人達との交流もあり、何よりの感動は町の登場人物達の無償の温かみです。
骨壷を持ち歩く市川を不気味がらずに連日根気強くお節介過ぎるぐらいサポートしてくれる人情味厚い人達に感動しました。
妻の面影ばかり追いかけてなかなか自分の人生を生きていこうとしない夫がいたら妻は成仏したくても出来ないでしょう。
辛い事を抱えながら、それでも皆一生懸命前を向いて、たまに立ち止まりながらも生きているんだよ!しかもこんなに周りに良い人が手取り足取り助けてくれてるというのに、メソメソばかりの市川に途中腹が立ちました。
そんな彼も器用な手先を生かして灯籠作りに没頭していき、お盆には不思議な出会いもあり再生の兆しが。
ラストシーンのセリフに涙がツーっと流れました。
伝統工芸の持つ美しさ、威厳や風格なども感じられ、灯籠制作のシーンはずっと見ていたくなります。

*・゜゚・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.:*・゜゚・*

オール山鹿市ロケ。
個人的な事で恐縮ですが20年以上前に他界した母が山鹿市出身でまさか大々的に山鹿灯籠祭りを題材にした作品に出会えるとは驚きました。実家にまだ灯籠のレプリカがあるかもしれません。祭りで唄う「よへほ節」も小さい頃からよく母が歌ってくれました。
こなつちゃんがレビューに上げてくださったので本作を知る事が出来ました。
ありがとうございました(*^o^*)


「早起き、挨拶、朝ご飯」
パンフレット買って熟読中。
川の両端でのシーンは泣けて仕方なかった。音楽も良く全国で観る人が山鹿市を訪れて骨無し灯籠を見て、感じて欲しい。熊本行くなら山鹿へ!とまだ行った事無い私が力説してます。

秋くらいに行こうかな。

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