最愛の妻・町⼦(堀内敬⼦)を失った⽗・悟(浅野忠信)が年齢を重ねるとともに認知症を患っていた。⺟が亡くなる間際に、SOS の電話を取ることのなかった⽗親を許せずにいるが、職をなくした娘・美花(松⽥るか)は沖縄に帰ってくる。⽗との関係を修復しようとしない美花だったが、⽣前に⺟がつけていた⽇記を⾒つけ、紐解いていくと、知らなかった夫婦の過去、そして⺟の想いを知り、ある決意をするー。その先には思いもよらない感動の結末が待っていた。
洗骨───。今はほとんど見なくなったその風習だが、沖縄諸島の西に位置する粟国島などには残っているとされる。粟国島の西側に位置する「あの世」に風葬された死者は、肉がなくなり、骨だけになった頃…
>>続きを読む亡き妻から届いた手紙。 それが、彼を新たな人生へと導いていく──。 第二の人生を大自然に包まれた美しい土地で過ごそうと、北海道に移り住むことにした夫婦、篤史と良子は、 かつて外国…
>>続きを読む父親が家を出ていって以来。母親の佐和と3人暮らしの葉月と呼春。ある日、葉月と呼春は佐和から死期の迫った父に会いに行き、顔写真を撮ってきてほしいと頼まれる。ふたりは父のいる田舎に向かうが、父…
>>続きを読む2001年、沖縄・那覇。新垣洋太郎(妻夫木聡)は、いつの日か自分の飲食店を出すという夢を抱きながらアルバイトに精を出す、明るくおおらかな性格の青年。そんな洋太郎のもとに妹・カオル(長澤まさ…
>>続きを読む長野県のりんご農家の後取りとして生まれた実(みのる)。母親の死後、父親と2人で農園を切り盛りする実は、週末になると東京へと通い、お笑いライブに出演していた。りんごに背き、夢に突き進む実には…
>>続きを読む釜石でラーメン屋「小川食堂」を営む父と妹の所に、3年前に家を飛び出して音信不通だった長女・正実(井桁弘恵)が突然帰ってきた。戻って早々厨房に立つ妹・仲良(池田朱那)に「おめえなんかにお母ち…
>>続きを読む大阪から宮古島にやって来た不動産業の碧海貴吉が建設した小さなヴィラ、ふたたヴィラ。そこは泊まれば心から願う再会をかなえてくれると言われ、様々な人が訪れるようになる。その後島ではかんかかりゃ…
>>続きを読む頼りないが優しい息子・サトシと明るくてパワフルな母・明子。平凡でユーモラスな宮川一家の日常は、母が突然ガンを宣告されたことによって変化していく。サトシは恋人の真里に励まされながら母のために…
>>続きを読む©「かなさんどー」製作委員会