洗骨の作品情報・感想・評価

「洗骨」に投稿された感想・評価

CMで見た時から「絶対映画館で見よう!」って思ってました。
まず綺麗な海の景色に感動。沖縄在住なので綺麗な海は近くにありますが、改めて本当に美しい景色だなあってしみじみ思いました。

内容もとっても良かった。ゴリすごい。
劇場内がワッとざわつくほど笑いに溢れることもあれば涙が止まらなくなるシーンもあって、終わった時には何か胸いっぱいでした。家族、大切だなー。
キャスティングも最高!
かなりエネルギッシュな作品でした。
自然の美しさに三味線の音、沖縄映画の傑作!
笑えるシーンと泣けるシーンが交互に襲ってくる感覚、そして最後は力入りました(笑)
是非多くの人に見てもらいたい作品です!
タイトルで敬遠している人もいるかと思いますが、テーマの割には全体的に重くなく、ポップな感じだけど締めるところは締める、多くの人に楽しんでもらえる素晴らしいエンターテイメント作品だと思います!
ガレッジセールのゴリさん監督の映画。
沖縄に洗骨って儀式があることを初めて知りました!
自分の家族に出来るかなというのはわからない。。
世界が広がったな…

ヒロインが前に酷評した「ユダ」の水崎綾女でした…
出産のシーンがすごくリアルで本当かと思いました。
てぃだ

てぃだの感想・評価

4.4

このレビューはネタバレを含みます

「SEXはバカヤロウ」をぜひとも今年の流行語大賞にしたい笑笑←。


僕の恩師の出身が粟国島だったんですけども、あーまさかこんなところで育ったんだなぁと。大変興味深い風習でとても面白く見ました。洗骨。死者の骨を生者が洗う。なぜ4年後なのか、とか、洗う順番とかそういう細かいところも本当はあるんだろうな。



自分の親の骨を自分で洗うなんて想像するだけで嫌だけれども、失われゆく命と生まれ行く命のバトンタッチが、ちょうどいいてーげーさで塩梅されていて好き。水崎綾女好演。おとぅにあんなことさせちゃったり、大事な時にぎっくり腰になる女、鍵を忘れる男、女が命かけてる時にどーでもいいことで騒ぐ男たち。泡盛にジューシーに三味線にヤモリ。んでもっておばさんが最高です。「テキトーな悪口にはテキトーに傷つけ」
ゆき

ゆきの感想・評価

3.7
風習

最愛の妻、愛する母を亡くした一家。
この島に残る「洗骨」という風習を迎える4年後、各々の変化の中一家が集う。

死と生が繋ぐ家族の絆を見ました。
沖縄の離島という限られた世界故の濃度ある付き合いと生きづらさ。
丁寧すぎるほどの説明的なセリフと生活音を生かした演出。
鑑賞者の内なるツッコミを笑いに変えてくれる温かな作品でした。
鈴木Q太郎さんが結構いいスパイス。

ゆったりとした時間が流れる島での4年間は永遠にも感じそう。
snb

snbの感想・評価

4.5
県外者が観るのに丁度良い沖縄感でした

キレイな海
適度な沖縄訛り
クライマックスを破る笑い
強い女性

信子姉さんがいいキャラでした
口が悪くて親族からは嫌われ者と思いきや
真っ直ぐに嘘をつかず生きているいい人
「悪口をいうやつはテキトーに言うんだよ
 だからあんたもテキトーに傷付きなさい」
この言葉はとても心に響きました
ひとつの命は終わりを迎えたけど、
また新たに命が始まっていく。

命をつなぐということが
とても素敵なことだと思えた。

とても良い映画だった
マスコミ試写会@京橋テアトル試写室 18:00開映

生と死が見つめ合う、その奇異な瞬間と沖縄の青い空。
「ガレッジセール」のゴリさんが本名の照屋年之名義で監督&脚本を担当した本作で取り上げた題材は、タイトルにもなっている「洗骨」という独特の葬制。
「洗骨」とは、一度土葬や風葬などを行なった後に、死者の骨を海水や酒で洗って再度埋葬するもの。
この風習は、東南アジアや鹿児島県奄美群島、そして本作の舞台となっている沖縄諸島の西に位置する粟国島に残っている。
何故一度弔っているのに、死者の骨を洗って第2の葬儀をするのかというと、死者は「洗骨」されないうちは穢れていて、神仏の前に出られないという信仰からきているらしい。
本作は、美しい海と自然に恵まれた粟国島を舞台に、登場する新城家の太陽のような存在だった、妻であり母である恵美子が亡くなったことで、家族がギクシャクしてバラバラになってしまったところから物語が始まる。
この新城家の面々、事業が躓き、追い打ちをかけるように愛する妻が亡くなり、喪失感から無気力となった父・信綱、エリートで東京に出て働いている長男・剛、名古屋の美容室に勤めていたが身重になって帰って来た長女・優子、夫々が問題を抱えていて葛藤したり苦悩し、時に衝突しながらも触れ合っていくうちに彼らの蟠りが解れていく。
やがて迎える「洗骨」の時。
以前、テレビのドキュメンタリーで「洗骨」の様子を観たことはあったが、あの世とこの世の不思議な共存、そして死者に対する敬意や愛おしさがあって、日本の原風景を見ているような気分になった。
映画はこの「洗骨」を通して、生と死、先祖や亡くなった肉親、そして自分自身と向き合わせて、そこに連綿と続く家族の絆や温もり、更には明日への希望を見出そうとしていると思う。
沖縄の一部に伝わる死者を弔う風習、洗骨。この風習を通じて家族の繋がり、生と死について問い掛ける本作。テーマとしては重たい内容を想起させるが、随所にユーモラスな演出が組み込まれており、観ていて思わず笑ってしまう。このギャップが本作の魅力を最大限に引き立たせている。兎角、身近な人間関係が希薄になりがちな現代社会において、観ておくべき作品。
監督はガレッジセールのゴリこと照屋年之監督だが、舞台挨拶の際のコメントとして、「本作は弱者を描いています。どんな人でも弱い部分や人に言えない秘密を持っている。こうした人の背中を少しでも押せるような作品を作ったつもりです。」という言葉があったが、非常に自分なりに物事を考えて作品に向き合う監督だと分かったのが好印象だった。

舞台挨拶付完成披露試写会
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