怨泊 ONPAKUを配信している動画配信サービス

『怨泊 ONPAKU』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

怨泊 ONPAKU
動画配信は2025年7月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

怨泊 ONPAKUの作品紹介

怨泊 ONPAKUのあらすじ

香港で不動産関係のCEOとして働くサラ(ジョシー・ホー)は恋人と別れた後、東京に来て不動産開発用の土地を購入する計画を立てていた。東京へ着くと彼女を迎えた不動産業者の担当は、昔別れた恋人(ローレンス・チョウ)だった。予約したホテルは、アメリカ大統領の突然の東京訪問のために宿泊ができなくなってしまい、提案されたのは老婦人(白川和子)が経営する非常に古びた民宿だった。初めての夜にとても不安と恐怖を感じたサラは、泊まった部屋の中で女を痛めつける男の不気味な光景を目にする。そしてその部屋の床下から朽ちた遺体が発見される。捜査を担当した刑事(高橋和也)は、この民泊の古い家が住民失踪の連続猟奇事件に関わっていることを突き止める。そしてサラもまた、幻覚で見えていた光景が現実となって迫ってきていた。そこには彼女とこの民家にまつわる因縁のつながりがあったのだった・・・

怨泊 ONPAKUの監督

藤井秀剛

原題
製作年
2023年
製作国
香港
上映時間
99分
ジャンル
ホラー
配給会社
フリーマン・オフィス

『怨泊 ONPAKU』に投稿された感想・評価

最近流行りのアジアンホラー、どんどん行ってみよう。

《ホラー!スリラー!パニック!祭り》Part.Ⅱ、Vol.13。

香港のホラーだけど、監督は日本人、舞台は日本。酒向芳も出てる。
なかなか異色な座組の映画だった。

ご縁があって劇場公開前に拝見させてもらった。

主人公は香港の不動産業の会社のCEOの女性。
日本の東京で不動産展開をしようと物件を見にきたわけだが、なぜだか日本でのコーディネーターが同業で昔の恋人の男性。

そこで宿泊する先に行ってみると、アメリカの大統領が急な来日で泊まれなくなった、と。
そこで元彼が紹介してきたのは古びた廃墟みたいな大きめの古民家。

最初は嫌がる彼女だったが、見知らぬ土地で夜を明かす不安と、元彼がラブホを代替案で提示してきた苛立ちから、その古民家に宿泊する決心をする。

その廃墟で、、、。
彼女が寝泊まりしている間に様々な不穏な現象が起き、悪夢を見たり、体調が崩れたり。
その間に床下で“とんでもないモノ”を発見してしまい、その廃墟は謎の住人失踪事件があった事実が警察捜査で発覚。

そして、まさかのまさか。
たまたま宿泊した“民泊”だったはずが、その古民家が彼女と因縁がある家だった、、、。と言う話。

何となく、観てて思った印象としては『リング』の“呪いのビデオ”。
これに出てきて後に語られる山村静子と教授、そして“貞子”誕生と、呪いの権化となるまでの貞子の不遇な運命。
これに、インスパイアされてる気がする。

あの大正時代ぐらいの木造家屋と人物像や文化や歴史的な背景を取り入れてる。
男尊女卑的な風潮から生まれる“春”を売る人知れず佇む“宿”。

そんな背景を、主人公が体験する不穏な現象や悪夢で見せてくる。
そして、いつの間にか、“そっち”と“あっち”が混濁してきて彼女がその“宿”に縛られていく、、、。

この背景しかり、この宿で起きた事しかり、現在進行形で起きてる事しかり、彼女が受ける仕打ちしかり、この宿の真相しかり、かなりオカルト的な要素が強い。

しかも、ややクセの強いオカルトが。
だから『リング』にインスパイアと言ったものの、そういうジャパニーズホラーとも少し違うホラー。

そうした何者かの存在や“呪い”や“幽霊”の類に取って喰われる作品ではなかった。
この辺が舞台が日本と言えど、純粋な日本のホラーではなく、香港ホラーっぽさなのかも知れない。

なかなか他では観れない座組と設定と筋書きと真相と描写が体験できる香港&日本ホラー。

※24年3月、映画オススメブログ、始めました。
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
『matchypotterと映画の秘宝』
https://matchypotter.com/
作品単発のレビューはここでやっているので、こちらは企画記事メインに挑戦したいと思います。
皆さん、時間がある時にでも見に来てください。
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○


F:2410
M:103
KUBO
4.0
「藤井秀剛なる悍ましきもの」

今日の試写会は、『狂覗』『超擬態人間』の奇才「藤井秀剛」監督最新作『怨泊 ONPAKU』マスコミ試写。

インバウンドで賑わう東京・渋谷から始まるが、舞台となる民泊を前にした途端に、妖しい気配が立ち込める。

「座敷わらしが出る」という噂の古い日本家屋。そこに泊まることになったサラを不気味な幻覚(?)が襲う。

色を落とした色調、小刻みに揺れるハンドカメラの映像、突然に襲う幻覚! 現実なのか、妄想なのかわからない、主観視点の映像に取り込まれる。

そのフィルムの中に常に禍々しさが漂っているところが「藤井秀剛」!

そして、サラの部屋の床下から「白骨」が発見され、警察も事件として動き出すが…

この屋敷で何があったのか? サラの幻覚に現れる赤い着物を着た女は誰なのか?

「サラを襲う幻覚」
「白骨死体の謎を追う警察」
「呪われた家の謎」

現在と過去の事件が入り混じり、今回の藤井秀剛はミステリー調のホラーか(?)なんて途中まで見ていたら、最後には忖度なしの藤井秀剛ワールドが爆発する!

倫理のタガがはずれた恐怖の宴は混沌の渦に巻き込まれ、ダーレン・アロノフスキーの『マザー』級! ホラーに弱い人は嫌悪感を感じるかもしれないが、日本のホラーが「怖くない」と感じている人には「藤井秀剛」をオススメする。

この家を呪っている狂気の源はいったい何なのか?

藤井秀剛最新作『怨泊 ONPAKU』は、7月19日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショーです。
【Youはどうしてニッポンで?】

「dm的映画祭」のレビューは一旦休憩し、昨日鑑賞してきたこちらのレビューから書いちゃいます。
・・・って、特にこれといった理由もないんですが、先に観た「めくらやなぎと眠る女」はちょっと時間がかかりそうだったんで、とりあえずこっちは簡単に書けそうだ・・っていう理由だけです(;^_^A

これは日本人監督が香港というフィルターを通して日本を舞台にホラーを作ってみました…って感じの作品なんだけど、これってどうよ?
「怖いか?怖くないか?」って聞かれたら、dmのホラーセンサーはそれほど反応しなかったんだけど、ちょいちょい「確信的」な部分も見えてきたりして、ある意味では「面白い」とも言える不思議な一本。

「香港制作」っていうワンクッションを挟んだからなのか、舞台も設定もキャストもほぼ日本人でありながらも明らかに「日本純正」ではないテイストを感じてしまう。
それは日本描写云々以前に、あらゆる場面でツッコミどころが結構あって、怖がる前に笑みがこぼれてしまうという時間が続いてしまうんですね。
でも、これがまたこの映画の不思議なところで、徐々にこの映画の持つ独特の異様さが見え始めると、当初期待していた怖さとは異質の「狂気」のようなものも段々と感じられてきて、何だか悪い夢の中に迷い込んでしまったような気味の悪さが浮かび上がってくる・・・。

これって監督の狙い通りなんだろうか?
「日本を舞台にしたホラー」でありながらも、どこか「異国感」を感じる不思議な作品。

そして、白川和子さんのキャスティングがまさにビンゴ。
彼女の狂気じみた暴走はある意味「想定外」の面白さだったかも。
作品の出来としての点数は低くならざるを得ないんだけど、何故か心に引っ掛かる作品。

続きはネタバレも含むので、フィルターをかけて「違法民泊」の床下に隠しておきます・・・。

『怨泊 ONPAKU』に似ている作品

戦慄のリンク

上映日:

2022年12月23日

製作国:

上映時間:

96分

ジャンル:

3.0

あらすじ

大学生のジョウ・シャオノア(スン・イハン)は、前日に電話で話した従姉のタン・ジンが自殺したことが信じられず、従姉の大学の同級生で犯罪心理学に詳しい記者志望のマー・ミン(フー・モンポー)に相…

>>続きを読む

ミッシング・チャイルド・ビデオテープ

上映日:

2025年01月24日

製作国:

上映時間:

104分

ジャンル:

配給:

  • KADOKAWA
3.4

あらすじ

「そのビデオテープには映ってはいけないものが映っている…」 敬太は昔、一緒に出かけた弟が失踪するという過去を持ち、今は行方不明となった⼈間を探すボランティア活動を続けていた。 そしてある⽇…

>>続きを読む

たぶん杉沢村

製作国:

上映時間:

60分
3.5

あらすじ

秘湯巡りに来た会社の同僚、イツキ、アケミ、サトミ、サワムラの4人は、怪しげな看板を見つけたことをきっかけに、謎の廃村に迷い込んでしまう。一方、オカルト雑誌「パンゲア」編集部のアサカとリナは…

>>続きを読む

嗤う蟲

上映日:

2025年01月24日

製作国:

上映時間:

99分

ジャンル:

配給:

  • ショウゲート
3.5

あらすじ

田舎暮らしに憧れるイラストレーターの杏奈(深川麻衣)は、脱サラした夫・輝道(若葉竜也)と共に都会を離れ、麻宮村に移住する。 麻宮村の村民たちは、自治会長の田久保(田口トモロヲ)のことを過剰…

>>続きを読む

猿ノ王国

上映日:

2022年04月02日

製作国:

上映時間:

75分
3.2

あらすじ

ニュース特集を企画したテレビ局員が監禁された。場所は、地下の編集室。なぜ彼らは監禁されたのか?時を同じくして、5人のテレビ局員が招集された。場所は25階の取締役員室。監禁の首謀者は誰なのか…

>>続きを読む