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徒花-ADABANA-
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『徒花-ADABANA-』に投稿された感想・評価

ぶみ

ぶみの感想・評価

2.0
私が生きるために、私を殺す。という選択。

甲斐さやか監督、脚本、井浦新主演によるフランス、日本製作のSFドラマ。
上流階級のみが延命治療として自分と全く同じ見た目の「それ」が保有できる世界を描く。
主人公となる療養中の新次を井浦、臨床心理士・まほろを水原希子、新次が知り合った謎の女性を三浦透子が演じているほか、永瀬正敏、斉藤由貴、板谷由夏、原日出子等が登場。
物語は、未知のウイルスにより出生率が低下したため、クローン技術が推進された近未来を舞台としており、妻との間に一人娘がいる新次が病に罹患し入院したところ、臨床心理士であるまほろからカウンセリングを受ける姿が中心となるのだが、その設定自体は、いつ起きてもおかしくないものであり、ディストピア的な世界観は秀逸。
また、舞台も新次が入院している施設と、その周囲の森の中が中心となるためワンシチュエーションもののような様相で進行、そこで登場するガジェット類はあまり近未来感を感じさせないのだが、施設の1ミリの埃も許さないような無機質さや、上流階級のみに与えられた特権といった設定は、アンドリュー・ニコル監督の名作『ガタカ』を彷彿とさせるもので良かったところ。
そして、冒頭文字による状況説明が入り、「それ」=クローンということが明らかにされることとなり、そこについては誰もが想像がつくものなのだが、医療関係者も含め、皆が「それ」と呼んでいたのが違和感があったのを筆頭に、新次始め登場人物が自らの状況や心情を全て詩的な台詞で説明してくれるのに対し、それ以外の部分が極力廃されているため、突然挿入される三浦演じる海で泳ぐ謎の女に、斉藤演じる母親との回想シーンと、意図するところが全く読み取れず、終始頭にハテナマークが浮かぶことに。
加えて、その会話劇に抑揚がなく、映像もあえてコントラストを抑えたような暗めのものとなっており、テンポも悪かったせいか、94分という短尺ながら、長さを感じてしまった次第。
行間がありそうに思わせておいて、心の内は全て喋ってくれることから、行間を埋め合わせるピースが少ないため、良い映画そうな雰囲気を醸し出しておきながら全くそんなことはなく、言いたいことはわからないでもないが、そこを考えさせるだけのパワーを持ち合わせておらず、上っ面だけを眺めて終わってしまったとともに、近未来でも物理的な「国民カード」なるカードが存在していたことに、いつの時代の価値観だよと、思わずズッコケた一作。

駆け引きだらけの人生だった。
ワンコ

ワンコの感想・評価

4.8
【もうひとつの問いとアンサー】

徒花(あだばな)とは、実をつけない花。
むだばなとも読む。

この「徒花」は、映画化もされたカズオイシグロさんの「わたしを離さないで」の視点を変えたもう一つのストーリーであり、オマージュでもあり、更にもうひとつの問いかけであり、アンサーでもあるような気がする。

ソメイヨシノは偶然人間が作り出したクローン桜であるが、決して徒花(むだばな)なんかではない。

(以下ネタバレ)

臓器移植のためのクローン=それ。
ただ、脳移植はまだ先の話。

「わたしを離さないで」ではクローンにも人間性は備わるかと云ったことが大きなテーマだったと思うが、この「徒花」では、人間性の備わった”それ”を絶命させて自分が助かることに、当の移植を受ける本人はどのように感じるのか、そんな葛藤がテーマだ。

「わたしを離さないで」は並行世界が舞台だったのに対して、これは近未来が舞台。

最初は「ん!?」って思っていたが、よく考えると、まほろが若年性アルツハイマーってところを入れ込んだのは、万が一、脳移植が可能になったら、結局肉体は自分だが、記憶はまほろの”それ”になるのだと、そして”それ”は自分じゃないはずだと考えさせる示唆を含んでいるのだと考えた。
水原希子さんのたたずまいはとてもきれいだと思う。

宣伝も少ないし地味な感じがするけれども「わたしを離さないで」と併せて観て考えるのも面白い佳作じゃないかと思う。
桃龍

桃龍の感想・評価

3.0
オリジナルとクローンを演じ分ける井浦新の能力に驚いた。
同じ顔なのに別人にしか見えない。これが俳優というものなのか…。

それ以外は、なんだかよくあるクローンもので、すこし退屈。
アクションやコメディではなくリアルな雰囲気で作るなら『わたしを離さないで』が良すぎるからね。
『レプリカズ』みたいに、もっと踏み込んでほしかった。
クローンもので大好きなのは『月に囚われた男』。『アイランド』もいいよ。

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