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『バースデイ・パーティ/天国の暴動』に投稿された感想・評価

ネタバレはブログに書きました↓
https://x.gd/4zDXb
ただのジャンキーなバンドのオナニーを観せられているような映画だった。普通過ぎてつまらないパンクバンドの軌跡。不快な音楽を作り続けたバンドの不快でしかない映画。

試写会にご招待いただいたため、非常に気まずいのですが個人的には酷評サイドです。
気まずい。
ちょっと、というかだいぶ退屈でした。
見る前の印象はパンクでしたが、実際の内容はすごく大人しい映画です。

元々このバンドのファンの方は楽しいと思います。
または類似する音楽ジャンルを聴いていた方も楽しいかもしれません。
もし下記の音楽を聴いて、結構良いかもと思った方にはオススメです。

https://youtu.be/3CgNymWt5_I

また、お酒を飲みながら観るとジャンキー感を味わえて楽しいかもしれません。
お酒に合うと思います。

▪️流行れないと思う理由

バンドのことも知らない、音楽のことも知らないなら、泥酔して一緒にラリって観るのが楽しいと思います。

ただ問題は、映画館で観る場合は酒を自由に買えないし、トイレが近くなったら困るしっていうのでそんなに酒を飲めません。

じゃあ配信で観るとしたら、音の問題があります。
本作は音響が良いところで観ないと画面に飲み込まれないと思うのでお酒とトイレが自由に行ける自宅で観るとなると、音響の問題があります。

しかも昨今の音を立ててはいけない、映画館を汚してはいけないという、クリーンな映画館事情ではあんまり楽しめない印象の作品です。
じゃあ自宅で鑑賞をオススメするかというとそれも限定的です。

誰にどんなシチュエーションでオススメしたら良いのかがわかりません。
3.8
鑑賞したのは初日。客層は年齢層高めで、どちらかといえば映画好きなシネフィルというよりは、通な音楽(洋楽)好きで劇場に来た感じが多い雰囲気である。それでも若い観客もチラホラ見かけた。

【↓以下ネタバレがございます↓】

「バースデイ・パーティ/天国の暴動(原題:Mutiny in Heaven)」(2023年)は、ニック・ケイヴ率いる伝説のバンド、The Birthday Partyの結成から解散までを追いながら、未公開映像や当時のインタビューを織り交ぜ、バンドの過激な音楽性、破滅的な生き様を浮かび上がらせるドキュメンタリー。

本編は過去映像・インタビューに加え、アメコミ調のアニメ演出で間をつなぐ構成を採用していた。ミュージシャンのドキュメンタリーにはこのような手法が増えている感じではあるが。また上映時間は98分とコンパクトであったが、内容密度の濃さなのだろうか、それよりも40分ぐらいの長さを感じた。

ヴィム・ヴェンダース「ベルリン・天使の詩」(1987年)のバッド・シーズのライブパフォーマンスは、強烈な印象を残しており、そこからニック・ケイヴを知った人も中にはいるとは思う。(本作には製作総指揮としてクレジット)世代的にはニック・ケイヴは、少しソロ・プロジェクトに近いザ・バッド・シーズからなので、本作ではバンドであるThe Birthday Partyバースデイ・パーティ(The Boys Next Door)の軌跡をインタビューなどを交えた映像資料として見ることが出来たので、とても価値のある映像体験であった。

オーストラリア出身という視点から見ると、INXSやMIDNIGHT OIL程度しか知らないものの、個性的なアーティストが世界的な成功を収めやすい印象を持っている。しかし4ADとの関わりから判断すると、音楽的ブランドに若干の違和感があり、同じレーベル仲間であるBAUHAUSは純正ゴシックの匂いを感じるが、The Birthday Partyは泥臭いと言うか、トム・ウェイツとポップ・グループ(マーク・スチュワート在籍)が合わさった感じの「ブルージーなポスト・パンク」というイメージを持っている。ミュージシャンとしては特に思い入れもなく、影響を受けなかったおかげなのか、本作をニュートラルに観られたと思う。

レコーディング中でもケイヴは、メンバーの意見には素直に耳を傾ける場面もあり、ローランドとケイヴの確執はあるようでないようにも見えた。あからさまにバンド内の不和を撮ってはいなかったが、水面下での解散の要因はあったのかなぐらい。ミック・ハーヴェイはインタビューに登場するが、音楽家としては小器用ではあるが、存在感は薄く、バンドとしてのイニシアチヴはやはりローランドであり、解散後のバッド・シーズ以降の活躍であったと本作で理解した。トレイシーが謹慎中にヘルプで参加したバリー・アダムソン(元Magazine)のインタビューをミーハー的な意味で聞きたかったが、そのような場面は見当たらず、短期間のためなのか無い物ねだりなのだろう。

音響面になるが、おそらくは劇場側の意図だと推測するが、かなり轟音で結構うるさすぎな印象もあった。ただライブシーンで奇抜な身なりのトレイシー・ピュー独特のベースラインを劇場全体に低音を響かせていたので、それはそれで良かった。

ニック・ケイヴ個人についてになると、私の浅はかな記憶だが、当時の雑誌インタビューでは不機嫌で、プロモーションを面倒に感じ、毎度喧嘩腰で怒っている印象が残っている。彼には本音と建前の区別がなく、あまりにも正直すぎる男である。自分は本音と建前を使い分ける二面性を持つがゆえの嫉妬なのだろうか、ケイヴは真のアーティストなのだろう。最近のインタビュー(グラインダーマン)をネットで読む機会があったが、だいぶ丸くなったのかな、という感じである。「Henry’s Dream」(1992)発表の時期だったと記憶するが、自身の子供が生まれたときは機嫌がとても良かったというか、生まれてきた子供の存在が無垢であるという言い回しが、いままで書いてきた歌詞よりも詩的だなと。それにしてもケイヴは二人の子供に先立たれているので、親としては本物の地獄を生きながらに見ている。上記と矛盾するかもしれないが、アーティストとしてよりも、逆縁を背負った親として思い出す時がある。

パンフレットはA4判32ページ、コート紙中綴じ。音楽評論家のレビューやバンドのディスコグラフィーなどの資料を掲載。


_____________________________



Nick The Stripper
The Birtday Party

Insect insect insect insect
incest insect incest insect
虫けら 虫けら 虫けら 虫けら
近親の穢(けが)れ 虫けら
近親の穢(けが)れ 虫けら

Nick The Stripper
ニック・ザ・ストリッパー

A-hideous to the eye
醜悪なるその貌に

A-hideous to the eye
醜悪なるその貌に

Well he’s a fat little insect
その男は肥えた小さな虫けら

A fat little insect
肥えた小さな虫けら

A fat little insect
肥えた小さな虫けら

A fat little insect
肥えた小さな虫けら

And ooooooooh! here we go again
おおおおお! またこの狂宴の幕開けだ


Nick The Stripper
ニック・ザ・ストリッパー

A-dances on all fours
四つん這いで妖しく揺れる

A-dances on all fours
四つん這いで妖しく揺れる

He’s in his birthday suit
生まれたままの身体で

He’s in his birthday suit
生まれたままの身体で

He’s in his birthday suit
生まれたままの身体で

He’s in his birthday suit
生まれたままの身体で

And ooooooooh! a-here we go again
おおおおお! この狂宴は再び繰り返す


[シネマート新宿 14:25〜]
katoyu
4.5
2025年劇場鑑賞57本目。
ちょっと仕事も忙しく、海外出張もあって、久々の劇場鑑賞がこのドキュメンタリー。ニックケイブ、もちろん知ってるし、聴いてるし、ですがそれほど知らない。っていう中で、オーストラリアのユースカルチャーもわかって、あのパンクが盛り上がってくる時期の状況も生々しく描かれていて、その中でニックのカリスマ性だけでなく、その他のメンバー、特にローランド加入後の話も面白いし、そもそものボーイズネクストドアっていう、ボーイバンドみたいなネーミングからは想像つかない過激さと個性的なメンバーだったことがなんとも面白いし、もっと聴きたいって気持ちになりました。good!

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