ネパール。ヒマラヤの奥深く、美しい自然に囲まれたグルン族の村。そこでは、まるで一つの大きな家族のようにみんなで助け合いながら、ほぼ全員が農業に従事して暮らしている。今年 18 歳になる少女ビスヌは、結婚を控えていた。村には結婚相手を親が決めるという慣習があり、ビスヌもまた親が決めた相手との縁談を待つ。家族、友人、大切な人達と過ごす日常を淡々と密着しながらも、次第に婚礼の日が間近に迫ってきて——。
秋、収穫の季節には畑仕事をして、森でイチヂクを摘む。冬、厳しい寒さの中、火の周りで身を寄せ合う。春、アーモンドやりんごの花が咲き、世界がふたたび色づく。夏、緑と太陽の光あふれる美しい季節の…
>>続きを読む2015年4月、約9000人の犠牲者を出したネパール大地震。写真家・石川梵は震災直後、ジャーナリストとして初めて現地へ入り、ヒマラヤ奥地の震源地・ラプラック村にたどり着いた。壊滅した村で石…
>>続きを読む14歳のカントは、アイヌ民芸品店を営む母親のエミと北海道阿寒湖畔のアイヌコタンで暮らしていた。アイヌ文化に触れながら育ってきたカントだったが、一年前の父親の死をきっかけにアイヌの活動に参加…
>>続きを読む激しく愛に傷付き全てを諦めた女、百合子。とある島に彷徨いついた彼女は、1日500円で自宅の部屋を貸す奇妙な男、岩井と出会う。岩井の家に宿泊することにした百合子がその夜覗き見てしまったの…
>>続きを読む映画『だれもが愛しいチャンピオン』で、知的障害者のバスケチーム・アミーゴスの面々を演じたのは、実際に知的障害のあるグロリア・ラモスたち。彼らが人生の新たな扉を開く姿や、日常生活、波乱の日々…
>>続きを読む2017年、小さな町で演劇公演が予定されていた。イギリスの戯曲を日本で初上演する。 戯曲は、世界の演劇シーンで注目を集めるイギリスの劇作家Simon Stephensの「MORNING」…
>>続きを読む(C)Keii Morino