
ネパール。ヒマラヤの奥深く、美しい自然に囲まれたグルン族の村。そこでは、まるで一つの大きな家族のようにみんなで助け合いながら、ほぼ全員が農業に従事して暮らしている。今年 18 歳になる少女ビスヌは、結婚を控えていた。村には結婚相手を親が決めるという慣習があり、ビスヌもまた親が決めた相手との縁談を待つ。家族、友人、大切な人達と過ごす日常を淡々と密着しながらも、次第に婚礼の日が間近に迫ってきて——。
秋、収穫の季節には畑仕事をして、森でイチヂクを摘む。冬、厳しい寒さの中、火の周りで身を寄せ合う。春、アーモンドやりんごの花が咲き、世界がふたたび色づく。夏、緑と太陽の光あふれる美しい季節の…
>>続きを読む2015年4月、約9000人の犠牲者を出したネパール大地震。写真家・石川梵は震災直後、ジャーナリストとして初めて現地へ入り、ヒマラヤ奥地の震源地・ラプラック村にたどり着いた。壊滅した村で石…
>>続きを読む中国の母なる大河・長江。上海、南京、武漢、重慶、雲南、チベット高原まで、広大な中国大陸を横断する、全長 6300 キロのアジア最大の大河だ。日本人監督の竹内亮は、10 年前に NHK の番…
>>続きを読むトルコとの国境に近いシリア北部のクルド人街コバニは、2014 年 9 月から過激派組織「イスラム国」(IS)の占領下となるも、クルド人民防衛隊(YPG)による激しい迎撃と連合軍の空爆支援に…
>>続きを読む舞台は越後妻有(えちごつまり)の里山。この雪深い村に都会から移り住んだ木暮さん夫婦は、茅葺き屋根の古民家を修復し、見よう見まねで米を作って暮らしてきた。ゴリゴリと豆を挽いてコーヒーを淹れ、…
>>続きを読む(C)Keii Morino