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白い悪魔
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『白い悪魔』に投稿された感想・評価

mingo
3.6
ぶりっ子野添ひとみがアルプスの少女ハイジ的な輩にみえたと思ったら、ゆりやんがモノマネする昔の役者クリソツやないか。小津に師事してた武市監督だけあって、ラスト遥か後方から森雅之のお姫様抱っこから函館駅ドンっはイケてる。今となっては年齢差婚は普通だが当時としてはなかなか有り得ない設定なことは容易にわかるにせよ、森雅之なんて映画好きならだいたい好きだろ。男でも一度は森雅之のエスコートうけてみたいと思う。小林旭も渡辺美佐子もナイス脇固め。小林旭のニヒルな笑みって一歩間違うとサイコパス。
3.5
小悪魔というよりも、『野獣死すべし』の松田優作や『サイコ』のアンソニー・パーキンスに匹敵するサイコパス・野添ひとみが父的存在である森雅之を捕食する恐怖映画。ヒロインを演じる野添の演技がフルスロットル状態になっているせいかぶりっ子を超えて精神異常者になってしまっているので、憧れてる父への禁断の愛を謳う作品の枠組みを大きくはみ出す結果に。本来なら微笑ましいはずの終わりかたも、惨劇のはじまりのようで怖い。

そして少女のターゲットとなることを納得させる森雅之の濃密なダンディズム。

斎藤武市監督による背徳的な耽美な演出も見事、こういう映画は今だったらもっと受けそうなのに粗悪な画質の映像しか現存していないのが残念。
森雅之vs野添ひとみ父娘による血の繋がりがないファザコン物で拾い物。大した物語でもないのにさすが名優・森雅之が魅せてくれる。
野添ひとみはいつもよりキュートながらも、森雅之にはちょっと不足な感じで、「今夜、東京は私のモノ」とか「(東京は)小憎らしい街」とか「パパ、もっと怒らせてあげる」とかのセリフはもっとワルく言えなかったのかと…ファンの人ごめんなさい。

煮え切らなくて逃してしまった初恋の女性の娘(=野添ひとみ)を養子にして、ぞんぶんに猫可愛がりしながら自分の青春をやり直す森雅之は羨まし過ぎる。中年〜初老男性の夢を実現させた本当にワルい奴だ。。
それでも二代に渡って同じ失敗をしそうになる森雅之にハラハラなんですよね。男って学習能力がないよな、みたいな。

要所に出てくる大森義夫がいつものモジャモジャ感を封印して森雅之と互角にタイマン演技をしていて感心。

野添ひとみが風呂に入るために服を脱ぐ姿を鏡で見ながら苦しむ森雅之がナイス。その直後に仕事とウソをつきバーに行ってそこのホステスとラブホにしけこみ朝帰りというシークエンスも良かった。ホステスに「昨夜なにもなかったよな?」と確認する森雅之。誰だか知らないけどショートで目立つホクロのあるホステス役の女優もメチャ可愛かった。

野添ひとみにちょっかいを出すチャラい若者に小林旭。誰でもいいようなチョイ役で贅沢と思ったけど当時はまだブレイク前でした。

タイトルは原作通りだと思うけど何だかおっかないので、私がタイトルを付け直すならラストショットにちなんで『函館は夜の七時』…ダメですかね?

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3.8

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