飢える魂の作品情報・感想・評価・動画配信

『飢える魂』に投稿された感想・評価

leyla

leylaの感想・評価

3.7
コテコテの不倫メロドラマ!
川島雄三監督、こういうのも撮るのか。『幕末太陽傳』の前年の作品。新聞連載小説でラジオドラマにもなっているとのことで、音楽が昭和歌謡なのが時代を感じさせる。

男尊女卑が当たり前の時代に生きる2人の女性の愛の形を描く。

「いや、いけませんわ。主人に見られたら…」
そんなベタな展開ながら面白く観てしまった。でも上品だし、イヤらしいシーンはほとんどない。

妻を娼婦や女中、秘書として扱う金持ちの鼻持ちならないオヤジを夫に持つ若くて美しい令子(南田洋子)。

夫が亡くなり、夫の友人と不倫になりかけるも、二人の年頃の子供と恋愛の板挟みになるまゆみ(轟由紀子)。子供役は小林旭。デビュー作なので若いっ!

女性2人は特につながりはなく顔見知り程度。テンポよく2組のシーンが切り替わるので見飽きなかった。

男性優位の時代に女性が自分らしく生きることの難しさを描いた作品。
Lemon

Lemonの感想・評価

3.4
夢に取り憑かれた男たちとそれぞれの事情がある女たち。バーのガラス張りの廊下を下から見上げるカットかっこよすぎた。ストーリーは面白くない、、
1950年代の日活文芸路線って興味深い。ぶっちゃけただのメロドラマなくせして、さすがと言おうか川島雄三。そして学ラン新人アキラの起用も大当たり。そりゃ日活アクション映画は一世を風靡したけど、小林旭や芦川いづみがこの手の文芸路線にもっと出演するパラレルワールドもあったかもだし。
愛が欲しい。
10年間抱いていた2人の女性に新たな喜びが芽生える。
また苦しみも受け入れなければならなくなる。
ああ、それでも愛が欲しい…。

2組の中年不倫カップルの末路を楽しむモダンなメロドラマ その1
Over50推奨

セックス描写はないのに、それ以上にエロい。
濱口竜介監督の「偶然と想像」でいうところの、”会話でお互いの陰部をまさぐる”感じ。
あからさまなメタファーに、波打つ潮。
本作を観たら、「続・飢える魂」も観ざるを得なくなる(笑)

助監督は今村昌平。
enter

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3.8
NTR 、なんだけど、

川島監督はホントモダンだよなあと思う。
当時の流行が過ぎ去ってサイクル巡って改めてまたinになるとかじゃなくて、ずっとinなのよ。
CTB

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5.0
轟夕起子が「見てちょうだい!」と逆に手を握り返すところが凄い。ありゃ燃える。あと三橋達也のれいこさん連呼。
kojikoji

kojikojiの感想・評価

3.8
川島雄三監督のメロドラマ。

三橋達也と南田洋子、大坂志郎と轟夕起子。2組の不倫話が同時進行する。

南田洋子の25近く歳の離れた旦那・小杉勇があまりにも暴君。南田洋子が健気。

轟夕起子は亡き夫を忘れられないというが、結局亡き夫の友人であった大坂志郎といい仲に。

南田洋子は三橋達也に心揺れながらなんとか一線を越えないところが、またいい。

轟夕起子は自分の子どもたちのために頑張って生きてきたが、なんともいたたまれないラスト。

轟夕起子の息子役が新人・小林旭。
親戚の娘さん役・桑野みゆき。

倉敷の風景なども素晴らしい。

川島雄三監督はやはり日活時代が好きだ。

続編も早速見たいと思う。
papi

papiの感想・評価

5.0
南田&三橋の攻防の王道映画ぶりと、轟&大坂の攻防の映画っぽいこと楽しみたい中年の生臭さとズルさと楽しさの対比!たーのしー!南田チームのその後だったりする轟チーム、相手が大坂志郎ってのがまたもう完璧。キザなこと言ってごめんて三橋ですら言うのに、謝りもせずキザなセリフ思いつく限り繰り出す轟チームの図々しさ、たまらない、もう大ファンよこのカップル。
大人〜中年の男女二組の訳あり恋愛物語。押したり引いたりしながらの、メロドラマ。
南田洋子と三橋美智也は、キザが鼻につく男に対して、抑えた演技の南田洋子が美しい。
轟夕起子と大坂志郎のカップルは、中年男女のリアリティがある。
この作品は第一部とのこと。
続編も鑑賞しよう。
こみ

こみの感想・評価

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抗えない絶望があるけど、その絶望は自分が生んでるんだなってさらに絶望。2組の不倫話、寄ったりかわしたりする距離の取り方の違いが面白い。
川島雄三作品の引きの構図はハッとする良さがあるなぁ〜。続・飢える魂があるんですね、近々鑑賞予定
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