主題が複数の散漫な脚本に対して豪華な出演陣。漁船と海、呼子伝説やキリシタン、草原の牛など、広報映画的側面さえ感じさせる不安定な映画。
目立つのは木下恵介の実験性。木下は実験の作家で、この作品は構図…
赤字続きの漁船に新しい船長がやってくる。
豪華すぎるキャストとハイテンポな特濃ドラマであっという間の120分。
石濱朗が声変わりしてなくて可愛い。船長・三國連太郎への偏愛ぶりは兄弟の契りを超…
今まで観た木下映画のなかじゃ、いろんな意味で一番複雑な作品で、九州(呼子)の地域性や戦後処理の雰囲気は濃く、群像劇に関しては散らかった感も否めないけれど、其々の物語(恋愛や友愛、結婚、組合の借金と船…
>>続きを読む舞台は呼子、イカ漁じゃなかった。水兵帽ににサングラスの宮口精二、船も出さずに永田と昼から酒宴で佐田啓二を階段から蹴り落とすバイオレンス、弟に突き飛ばされて階段から落ちる岸輝子、そーきたらベルさんが東…
>>続きを読む2時間たっぷりエピソード多すぎで飽きさせない。呼子町の漁業経営まわりの人間関係だけじゃなく三木隆を取り巻く女たちの闘い東京バージョンも。三木隆って演技は上手くはないけどスッとした綺麗なお方だれーって…
>>続きを読む「人間なんて変なもんだ 変なところに変な生きがいが転がってるもんだ」
良い科白だ。
ただ、内容に興味が湧かず、集中力切れまくりだった…。
自分の好きな人同士が結婚する、それが嬉しい…と、異なる場面…