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デュオ 1/2のピアニスト

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上映館
 - 45館
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デュオ 1/2のピアニストの作品紹介

デュオ 1/2のピアニストのあらすじ

双子の姉妹クレールとジャンヌは、幼い頃からともにピアノに情熱を注いできた。父親からアスリートのような指導を受け、名門カールスルーエ音楽院に入学する。ソリストを目指し、2人のキャリアを左右するコンサートのオーディションに向けて練習に励む日々。しかし、クレールとジャンヌは自分たちの両手が徐々に不自由になる難病にかかっていることを知る。最悪の事態に直面しながらも、改めてピアノが人生のすべてであり、かけがえのない大切な存在だということに気づく。そして、絶対に叶えたい夢を2人で掴み取るため、家族に支えられながら、自らの運命を変えていくー。

原題
Prodigieuses/Prodigies
公式サイト
https://www.flag-pictures.co.jp/duo-pianist/
製作年
2024年
製作国
フランス
上映時間
109分
ジャンル
ドラマ音楽青春
配給会社
シンカ、フラッグ

『デュオ 1/2のピアニスト』に投稿された感想・評価

「コーダ あいのうた」プロデューサーの最新作。
音楽を起点とした家族と人生の再生の物語。

家族の必死の努力と犠牲によって作られた輝きが、
遺伝的な疾患(すなわち家族の事情)によって崩壊し、
さらに家族の反省とサポートによって
また別の輝きを取り戻す。
同じピアニストでも「別」のあり方になっているものの、
しかし、少しの遠回りを経てきちんと輝いていることは、
作品の余韻として伝わってくる。
再生であり、再出発というべきか。

父親の空回りの要因は、
「地方大会」レベルに過ぎない自分の成功体験を
「全国大会、世界レベル」に求めたことにあるように思う。
そもそも水泳選手とピアニストだと
共通する面は多いにせよ、細部は違うことへの無神経さ。
双子のピアニストの娘が
なんだかんだ言って父親の不器用な愛情をきちんと受け取っている点には希望が見えた。

そして、こういう家族はやはり母親の強さが支えているのだなと思わされる。
妹とピアノ教師との個人的な関係をテコに、母親が学校に抗議する際にどこか余裕を感じるのは、フランスならではと思わされる「人間の業」の肯定と「粋」を感じた。
これを受け入れた学校も「粋」だと思う。コンプライアンス違反なのだけどね。

さて、多くのレビューが指摘しているように
後半の展開が急で、雑になってしまった点が残念。
しかし、ピアノと「その場その時」の繊細な心象風景を見事に連動させる、「ピアノの見せ方」は評価できる。
作中登場する、技術者と音楽家の違いについてのセリフも印象的。
双子の娘の繊細な美しさとピアノのパフォーマンス、双子という最大の理解者であり、お互い高いレベルでのライバルであるがゆえの葛藤に目を奪われてしまうが、
父親の暴走をもう少し強めに観客に伝える演出の方が良かったと思う。
父親の「根っこにある優しさ」は伝わっているのだが、それも踏まえた「複雑さ」については充分ではない。

本作はエリートピアニストのストーリーがメインにあり、
会話や描写において大衆に共感されやすいフックは多くない為、
「コーダ」ほどの商業的な成功は期待できないが、
しかし、そのメッセージは「コーダ」に通じるものが多い。
また、テニスのウィリアムズ姉妹と父親を取り上げた作品「ドリーム・プラン」を想起した。実話ベースであり、父親を主軸とした家族の物語として、そして愛情が暴走気味という点も含めて。
3.7
実在する双子姉妹とピアノの物語。

双子のクレーヌとジャンヌ。
小さい時からピアノに人生の全部を注いできた2人。
父親は水泳コーチの仕事を辞め、娘たちをピアニストにするために情熱を燃やす。
曰く、「1番以外はゴミだ!」

そんなスパルタ一家で育った2人。
お互いが一番の理解者であり、高め合う良き戦友でもあり、なにより優劣を競い合うライバル。

物語は音楽大学入学から始まる。
選抜試験で、姉クレーヌは合格、妹ジャンヌは下のクラスになってしまう。

活発なクレーヌは大学ライフも満喫し、いい感じの彼氏もできそう。
まさに大学デビュー✨

明るいクレーヌが太陽なら、内気なジャンヌは月のよう。

大事なソリストのオーディションを控える重要なある日。
クレーヌは彼からパーティに誘われ、飲んで上機嫌。
陽気になった彼女は、腕っ節が強いと自慢する彼に、腕相撲を挑む💪✨
手首ィィィ、、(´ºωº`)



想像以上にドラマチック!!
メロドラマとか少女漫画かと思わせる怒涛の展開は飽きない。
周りの人物設定が「ガラスの仮面」
美人で嫌味言ってくる女子が、完璧に日本の漫画だったꉂꉂ(ˊᗜˋ*)


フランス映画らしい自分を取り戻す感じ。まさに個人主義の国フランス🇫🇷


心象がピアノのハンマーと同期する。
私の心もガンガン殴られるよう。
ピアノは打楽器だなぁ、と改めて感じる。
苦しい苦しい(>_<)

そうなる?
そうはならんやろー!
と思った部分が全部実話だったという事に驚いた。
(  Д ) ⊙ ⊙


でも、ちょっと後半雑かな。
あと1歩手間をかけて欲しかったなぁという気持ち。
ドラマチックになるかもしれないけど、マエストロすら知らないのはどうなのか。
突然籠ったり、父親の言動も突然だなぁと。
勿体ない( ´ . ¸ . ).⋆𝜗𝜚


それでも、ラストの演奏は素晴らしい。
指の動きが美しい(´ω`)
実際にあの奏法編み出した努力と、先生の指導に敬意を込めて。

「間違えたっていいじゃない。
機械じゃないんだから。」
フジコ・ヘミング

そんな音楽映画でした👏
"双子ですから"

【Points of View】
・双子にしかわからない光と闇
・親子の距離感に関する問題提起
・ピアノ演奏シーンのこだわり

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幼い頃から優秀なピアニストとして育てられた双子の姉妹が辿る、心揺さぶる運命の物語。本作は比類なき才能を持つ二人の関係性を軸に、深い洞察を展開していく。

永遠に隣に並べられ、互いを映し合う鏡のように比べられ続ける苦しみ。時として一人だけの勝利を強いられる過酷な人生。そしてなお、この世で最も近い絆として支え合う魂の在り方。脚本は、双子にしか理解し得ない光と影を、観る者の心に確かに響くドラマチックな展開へと昇華させ、深い共感を呼び起こす。

注目すべきは、双子姉妹を演じたカミーユ・ラザとメラニー・ロベール。二人は必ずしも瓜二つというわけではないし、キャラクターとしても大きく異なる描かれ方をしている。しかし、単なる衣装や髪型の一致を超えて、何とも言えない"双子らしさ"が画面に立ち現れる。それは演技と演出の妙であり、時に仕草の微細な呼応であり、また時に視線の共鳴だ。このキャスティングの慧眼と、二人が織りなす繊細な演技の融合には、ただ驚嘆するほかない。

本作では、双子の姉妹を取り巻くもう一つの重要な人間ドラマが展開される。それは、娘たちをまるで自らのトロフィーか分身のように扱い、「勝者」の座へと駆り立てる父親の存在だ。その暴走とも呼べる執着は、決して特異な例ではない。むしろ、才能ある子供を持つ親たちが陥りがちな普遍的な問題を映し出している。そして作品は、親子の適切な距離感という繊細な課題に真摯に向き合う。子供との間に必要な一線を引きながら、なお温かな眼差しを向け続けることの難しさ、そしてその絶対的な必要性を、見事な説得力で描き出している。

そして本作の真髄は、まさにその“ピアノ映画”としてのこだわられた演奏の演技にある。演奏シーンの描写は極めて繊細な配慮を持って構築されており、その表現の幅広さに目を見張る。聴衆を魅了する美しい演奏から、うまくいかず、微細な乱れを含みながらもなお卓越性を失わないレベルの演奏、そして苦悩を経て到達した独創的な表現に至るまで、その全てが見事な説得力を持って描き出される。音楽家の両親の下で育った自分にとって、その表現の真実味は殊更に響くものがある。
とりわけ印象的なのは、挫折と葛藤を経て生み出された新たな“奏法”を捉える映像美。巧みな撮影技法と編集によって紡ぎ出される音楽表現の数々は、まさに息を呑むほどの美しさを湛えている。

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観た回数:1回

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