初心に戻るために鑑賞！
俺もだんだん子供じゃなくなってきてしまった😭
インドのハガシミール州ムシバイが春日部と姉妹都市になったことを記念して、「カスカベキッズエンタメフェスティバル」が開催されることになった！そのダンス大会で優勝するとインドに招待され、さらに現地のステージで踊ることができると聞いたカスカベ防衛隊の5人は、力を合わせて大会で見事に優勝し、インドへ旅立つ！観光を満喫する中で、しんのすけとボーちゃんは怪しげな雑貨店に立ち寄り、「鼻の形」をしたリュックサックを見つけて購入する！ところがそのリュックには恐ろしい秘密があった！中から出ていた「紙」を鼻に刺してしまったボーちゃんは、邪悪な力に導かれ「暴君（ボーくん）」となり、世界を揺るがす恐ろしい力を手にしてしまう…
たまには無邪気な子供達に囲まれて観る映画も悪くない！
今回内容が子供向けにしてはちょっと難しいのではと思う感じだったけど、周りの子達も笑ってる子たくさんいて流石クレしんだなと改めて感じた！
今作の内容はカスカベ防衛隊が好きな人は刺さると思う！今年は仲間の絆、自分らしさとは何か？がテーマ！
やっぱり仲間想いのしんちゃん達を観てるとどんな困難でも乗り越えれそうで、到底5歳とは思えない発言力で毎回感動！それぞれキャラとしても安定の可愛さが今回もあり、笑えるところも多くどんな人でも楽しめると思う！
ゲストにはバイキングとか賀来賢人とか山寺宏一とか今回も豪華で見応えあり！山寺宏一の流石すぎるとも言える滑舌により、絶対噛む言葉を何回も綺麗に連呼するところとか素晴らしすぎた！個人的には最後に「なんて日だ」が聴けて最高！
あとクレしんファンには嬉しい「オラは人気者」が大スクリーンで観れて良かった！
今まで掘られることのなかったボーちゃんのストーリーは珍しく、結構怖かったりしたけどやっぱりボーちゃんの親のことは分からなかった！
じゃあ俺が子供の心を失いかけてる理由として、やっぱり子供向け映画なのは分かってるのにどうしても引っかかってしまう自分がいる！やっぱり今作一番気になるのはインドだからと言ってR R R気にしすぎじゃないか？やけに歌うし踊るし、今までクレしんがあまり音楽にフッてきてなかったってのもあってすごく違和感だった！あと声優さんには申し訳ないけど、そこまで歌も上手くはない！山寺宏一だけはずっと歌声も素晴らしかったけど！あと、まぁ俺が気にしすぎなのは分かってるけど「ドールハウス」観たのもあって5歳児を1家庭で観るのは無理やって！実際色んなとこに行っても気付いてないわけだし、それを幼稚園のママ友に頼んで海外に連れて行ってもらってる親も怖いわ！
ごめんね！この映画でそんなこと言っちゃいけないんけど、どうしても引っかかってしまった！でもちゃんと面白かったのが前提だからね！所々にお尻の形があったり、トム・クルーズみたいなアクションがあったり、まさかのひろしの靴下が効かなかったりと笑えるところがたくさんあったから是非気軽に観てね！若干ボーちゃんに恐怖を感じるけどね！

ボー様ぁ･:*+.\(( °ω° ))/.:+

インドのムシバイが春日部と姉妹都市になった記念に、カスカベキッズエンタメフェスティバルが開催。
そのダンス大会で優勝するとインドに行けると聞いたカスカベ防衛隊の5人は、力を合わせて大会で優勝、インドへ行けることになったーー🔥🐘🍛🐘🔥

これは傑作ですよ！
https://note.com/chinaco_cinema/n/n1458930fe604?sub_rt=share_sb

最近のクレしん映画の中ではダントツで面白い( *´艸｀)
テンポ良く進むストーリー、この尺でここまで綺麗にまとまっていることも、ダンスやアクションシーンのキメキメな感じも素敵ですﾟ+.ﾟ(´▽`人)ﾟ+.ﾟ

インド映画あるあるをクレしんの視点から、これでもかと入れてくるけど、シンプルな絵柄なのにちゃんと濃いインド映画を再現しているのは面白い。

インド映画愛だけじゃなく、他の映画やアニメ作品への愛も詰まっていて、元ネタ考えちゃうよね(´▽｀)

子供目線で楽しめること、大人だから笑ってしまうことや考えさせること、二つの視点をうまくシナリオに落とし込んでるのに破綻していない。
アニメ映画としての完成度が凄かった。満足。

ネタバレ踏まないで見た方が面白いと思うけど、映画好きならきっと大好きなシーンにニヤニヤしちゃうですよ？
私も同じように歌ってるฅ•ω•ฅﾆｬｰ

なによりボーちゃんファンの私には眼福でございました(*'▽')

⚠️以下ネタバレ⚠️

















関係性の自縄自縛

欲望を増幅する魔法的アイテム（ティッシュ）で、ボーちゃんの鼻水が止められることにより、ボーちゃんの性格が暴君になる。

そのキリッとしてズバズバ発言する暴君ボーちゃんを、はじめはティッシュを抜いて「まともに戻さないと」ってなるのはよくある展開ではある。

だが、クレしん映画はもう一歩突っ込む。

大人しくて、優しく、物静かなボーちゃんというキャラクターは本当に「彼」の幸せだったのか。
今みたいに周りを気にせず話すことも「彼」なんじゃないか？と迷う。

家族や社会や学校、SNSでも、人は「自分らしい」というペルソナを被る。
その｢自分らしさ｣は自分で掴み取って選択したというより、「他者が見ている自分イメージ」と「他者から見られたい自分イメージ」のせめぎ合いで作られる。

ボーちゃんはそんなじゃなかった！
もうやめて！ボーちゃんらしくない。
前のボーちゃんに戻って！！
そんなボーちゃん見たくない！

「ボクのなにを知ってるの？」

そのボーちゃんの言葉にぶん殴られる。
僕たちは友達の何を見てきたんだろう、と。


今作のゲストキャラ、インドの歌手でインフルエンサーのアリアーナちゃんは、本当の自分と人気者の自分とに乖離を起こして苦しんでいる。
ボーちゃんとの対比を描き、自己顕示欲や承認欲求に落とし込みやすくしているのもわかりやすい。


｢幸せは本人にしかわかんないよね。｣そんな優しさの皮を被ったシニカルて頭でっかちなことばかりな現在では、自分の考えを押し付けたくないと逃げがちなところ。

だけど、しんのすけが出したアンサーは単純だけど、友達だからこそ配慮の天井を突き破ったようでかっこ良かった。



とはいえ、暴君ボーちゃんのやりたかった事や衝動は、全て誰かのためだったことも、発言が強くてもボーちゃんはボーちゃんだったんだよね( ◜ᴗ◝)



カスカベ防衛隊が散り散りなるのは映画よくあるだけど、いつものペアをわざと外す。
どこまでも関係性をグリグリしてくる。

ネネちゃんと風間君という我の強いコンビが二人で動くの初めて、、？
（そこまでガチ勢でもないので有識者の意見も知りたいですが、、）
マサオくんといると女王様になっちゃっていたネネちゃんや、一人で放っておくと真面目で賢いのですぐ闇落ちする風間君。ꉂꉂ(ˊᗜˋ*)


2人がいることで違う化学反応がおこる。
ぐっと我慢して二人で手を繋ぎ、暴君ボーちゃんに対峙するシーンはいつもと違う煌めきをみせる。
関係性の中で違う自分を発揮しているようでもあった。


マサオくんは一人にしたらダメなのかとおもいきや、
シロ(ᐡ• ·̫ •ᐡ)をパイセンと崇め、シロに従属することで生き残りゲームに順応する生存能力の高さを見せる。

普段のネネちゃんという逃げがないと、1人立ちをして活躍するマサオ君。
ボーちゃんに｢マサオがっ！｣(#ﾟДﾟ)
って言われてたので吹いた。

ボーちゃんもマサオ君は自分から戦いを挑むようなキャラじゃないと思ってたのが透けている。
しんちゃんのことはリスペクトしてるから｢のはらしんのすけ｣呼ばわりだったのに。
｢マサオがっ！(#ﾟДﾟ)｣て。笑

最後の最後まで俗っぽいのも、マサオ君は一般人の代表だなぁと思う(´∀`*)


しんのすけも、一人でインドの街に迷子になり、知らないインド人の中で一瞬ただの幼稚園児の顔になる。

ああ上手いなと思う。
結局関係性が無いうちは、自分のいい所を強引に発揮はできないものね。
ほんの少しでも自分を受け入れて貰えてから発揮できる自分らしさ。

不安を払拭する「オラは人気者 」フル尺で街の人フラッシュモブのインドダンスは、胸が熱くなりました。‪(´；ω；｀)

歌が終わると何事もなかったかのように去っていくインド人たちも、めちゃくちゃインド映画ꉂꉂ(ˊᗜˋ*)


チャパティ食べるよ！

全員にちゃんと見せ場があるのもいつもの感じで、大好物です♡
トムクルーズひろしはズルいわ。お腹痛いꉂꉂ(>ᗜ<*)

過去の暴君の歴史の偉人たちに混じって、ハバネロが混入してるの好き。


山寺宏一の本気を見るꉂ🤭
早口ヤバい。

チャパティは私は好きだよ！
地味なんかじゃないよ！！
チャパティの関係性まで気にしちゃう。


それにしても、最後はインドまで行った理由のカスカベ防衛隊ダンスがみたかった気も、、、(*/∀︎＼*)

鑑賞後の気分素敵。
最高の映画体験が出来ました(*ˊ˘ˋ*)｡♪:*°

インド映画風しんちゃん
大人向けなギャグ映画なのかと思うくらいボーちゃんがキマっていて映画館でずっと爆笑してました
歌とダンスがフィニアスとファーブ感があって面白かったです、おすすめです！