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ホーリー・カウ
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ホーリー・カウの作品紹介

ホーリー・カウのあらすじ

フランス、コンテチーズの故郷ジュラ地方。18歳のトトンヌは、仲間と酒を飲み、パーティに明け暮れ気ままに過ごしている。しかし現実は容赦無く彼に襲いかかる。ある日チーズ職人だった父親が不慮の事故で亡くなり、7 歳の妹の面倒を見ながら、生計を立てる方法を見つけなければならない事態に……。そんな時、チーズのコンテストで金メダルを獲得すれば3万ユーロの賞金が出ることを知り、伝統的な製法で最高のコンテチーズを作ることを決意する。

ホーリー・カウの監督

ルイーズ・クルヴォワジエ

原題
Vingt dieux/Holy Cow
公式サイト
https://alfazbetmovie.com/holycow/
製作年
2024年
製作国
フランス
上映時間
92分
ジャンル
ドラマコメディ
配給会社
ALFAZBET

『ホーリー・カウ』に投稿された感想・評価

sonozy
4.0
コンテチーズの生産地、フランス・ジュラ地方。
二人の友人と怠惰な日々を送っていた18歳のトトンヌだが、父が交通事故死してしまい、幼い妹クレアと二人、生きていかねばならなくなる。
やがて、チーズのコンテストの賞金額を知り、父も行っていた伝統的な製法で最高のコンテチーズを作ることを決意するのだが。。。

本作が初長編作となる注目の女性監督ルイーズ・クルヴォワジエは、本作の舞台ジュラ地方で育ち、この地で農場を営む監督の家族が音楽や美術スタッフとして参加しているそう。

原題 Vingt Dieux・英題 Holy Cow 共に、驚き・呆れ・不快感、特に予想外の出来事や驚くべき事実に対して使われる言葉(マジかよ!・なんてこった!など)で、作中にもセリフで何度も出てきます。もちろんCowも出てきますが。

不器用なトトンヌの、妹への愛情、仲間との友情、恋人を巡る争い、両親を亡くして一人で酪農場を営んでいるマリー・リーズとの出会い、簡単にいくはずはないチーズづくり・・・
トトンヌを始め、みなさん地元の演技未経験者とのことで、みずみずしく、とてもリアル。
ストーリーもラストシーンも好きな良作でした。

カンヌ国際映画祭 ある視点部門 ユース賞
ジャン・ヴィゴ賞
セザール賞 最優秀新人監督賞
[フランス、チーズは一日にして成らず] 70点

2024年カンヌ映画祭"ある視点"部門選出作品。ルイーズ・クルヴォワジエ(Louise Courvoisier)長編一作目。題名"Holy Cow"は驚きを示すスラングだが、主人公トトンがチーズ造りに励む姿とも関連付けられている。18歳のトトンは働きもせず父親の仕事も手伝わず、昼から酒を飲んでパーティで遊んでという生活を続けていたが、ある日父親が飲酒運転で事故死してしまい、小さい妹の世話をするために仕事をする必要があり悪戦苦闘の日々を迎える。ある時、コンテストで優勝したチーズは大金が貰えると知ったトトンは、友人たちと秘密裏にチーズを作り始める云々。物語自体はストレートかつシンプルに、トトンの様々な面での再生について描いており、それには時間がかかることとチーズの熟成を掛け合わせている。不確定な未来を変えていこうとするエネルギッシュさとひたむきさは、マイルドなアンドレア・アーノルドっぽさすらある。10歳くらい年下の妹の存在も素晴らしく、互いに互いの役割を分かってしまっているからこその絶妙な距離感が丁寧に描かれている。遊ぶためには邪魔だとも思ってしまうが、そうも言ってられないのでちゃんと働こうとしたり、なんだかんだYoutubeや体験会などでチーズ造りと真剣に向き合ってみたり、遠くなってしまった父親の背中を微かに捉えながら試行錯誤を重ねていくわけである。とても良い映画だ。
3.8
ミラノで鑑賞。イタリア語吹替ノー字幕のため言葉は全くわからなかったが、それでも観てよかったとは思えた。劇的な展開や音楽、画に頼ることの無いリアリスティックで淡々とした描写が、物語の舞台やテーマにマッチしていて良かった。