ヴィシャーカパトナムの採石場で働く若者ヴェンカトは、ある時叔父の手術の費用を工面しなければならなくなる。 そこに1人の男が尋ねてきて、高額の報酬と引き換えに誘拐されたシャイラジャ(シャイル)という女性を奪回してほしいと頼む。叔父の手術のためにそれを引き受けるヴェンカト。そこから回想が始まる。 しばらく前、職のないヴェンカトは、求職のための鉄道の旅の途中、テランガーナ地方ワランガル近くの駅で恵みの雨に喜んで歌い踊るシャイルを見て一目ぼれする。その場では別れ別れになった 2 人だが、モンスーン期の雨が引き合わせたかのようにワランガルで再会し、徐々に心を通わせていく。 しかし駅で彼女に心奪われたのは彼だけではなかった。バドランナという地元の有力政治家も彼女を見初め、我がものにしようと彼女の父ランガーラーオに近づく。賭け事好きで借金まみれ、腹黒いランガーラーオは申し出に飛びつき、娘の価値を高めるために彼女を映画に出演させ、さらにヴェンカトとシャイラジャの間を引き裂こうとする。
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