パオロ・ジェノヴェーゼの新作を公開年に見られているという事実が嬉しい限り。
本作は彼の特徴である時間と編集を最大限に活かせるようにまた作ってある。大きな箱としては、BARでナンパした相手との初デートを女性の家で過ごす、というだけの話。なのだが、互いの脳内に4人ずつ感情や動作を制御する脳内会議担当者がいて、どんなことを思ってその行動が出たのか、のコメディになっている。
発想としてはインサイドヘッドの仕組みなのだが、繰り返される会話の面白さだけで運んでいくラブコメとしては、監督の代表作であるおとなの事情のムードでかぐや様は告らせたい！？の恋愛頭脳戦をやっている印象だ。脳内の全員が一致して行動するわけでもないのに、ASローマの結果については男側は全員一致でノリノリなのがイタリア！って感じがしていい。ペッレグリーニ、マンチーニ、クリスタンテ、ドフビク、ディバラ！！伝わってるかなぁ笑

• #有楽町朝日ホール
• #イタリア映画祭

イタリア映画祭にて

「大人の事情」のパオロ・ジェノヴェーゼ監督×エドアルド・レオに惹かれ鑑賞

いやーめっちゃ笑った😂
2人の会話と
脳内の
4人×2人=8人の会話
が絶妙‼️

字幕でも楽しめたよ😊

イタリア映画祭にて鑑賞。初めてのデートに臨んだ男女とその頭の中に住む住人たちの会話劇コメディ映画。
女性の家と、女性の頭の中の部屋、男性の頭の中の部屋の3つだけでストーリーが進む。初デートの相手に探りをいれたり、自分の発言を反省したり、場面は変わらないけどかなり目まぐるしく話が展開されていて飽きない。男女のあるあるを取り入れたユーモア溢れるセリフもとても面白い。ちょっとウディ・アレン映画っぽい。
打ち解けたタイミングで女性の頭の中のメンバーと男性の頭の中のメンバーが最終的に同じ部屋で対談するという演出がとてもおしゃれで素敵だった。