▪️JPTitle :「教授と美女」
ORTitle:「Ball of Fire」
▪️First Release Year : 1941
▪️JP Release Date : 劇場未公開
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-279 再鑑賞
🕰Running Time : 111分
▪️Director : ハワード・ホークス
▪️Writer : チャールズ・ブラケット、ビリー・ワイルダー
▪️MusicD : アルフレッド・ニューマン
▪️Cast : ゲイリー・クーパー、バーバラ・スタンウィック
▪️Review
🖋8人の老？教授とギャングの愛人が起こすドタバタ騒動、まさしく邦題の『教授と美女』そのままのスクリューボール・コメディ。ハワード・ホークス監督でビリー・ワイルダー脚本とくれば面白くないはずがありません！！とても楽しめるホークス監督の良作のひとつですね！！

🖋ホークスらしいキビキビとした演出と、ワイルダーらしいキャッチーさがひたすら面白い。老教授達がギャングの愛人を迎え入れるギャップとスラングの面白さを活かした会話劇（これは英語に堪能しているとより良さがわかるでしょうね。。。）のいずれも面白い。スタンウィックの存在も光っています。これぞアメリカ！とてもほのぼのする作品です。

🖋のちに、同じホークスによってミュージカル風にリメイクされたのが『ヒット・パレード』ですね。

😆物語は。。。
百科事典編纂の為、パトロンの提供する館に何年も缶詰になっている８人の教授達がいました。最年少の言語学者も男盛りと言うのに、余りに世間から隔絶された暮らしで、研究中の俗語の知識も新聞配達の少年から得る有様。当然女性とも無縁ですが、そんな彼の前に格好の調査対象、下町訛り丸出しのショー・ダンサーが現れ、彼は館に彼女を招待します。情夫のギャングのボスが犯した殺人事件の証人喚問されるのを逃れられると、彼女は喜んでやって来るのですが。。。

▪️Overview （映画. comより）
ニューヨークのトッテン財団では、8人の学者たちによる百科事典の編纂が大詰めを迎えていたが、文法学者のポッツ教授がある俗語を耳にしたことから、これまでの努力が世間から隔絶していたことに気づき、街へ調査に出かける。そこで出会ったナイトクラブの歌姫、オシェイに協力を求めるが……。公開当時、アメリカでヒットしたものの、時代の影響で輸入されなかった。ビリー・ワイルダーはホークス演出の見学許可を条件に脚本に参加。翌年には監督デビューしており、これに備えての勉強だったという。

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これだからクラシック映画開拓はやめられないのです！
崇拝するビリー・ワイルダー先生の脚本をスクリューボールコメディの神様ハワード・ホークスが監督、サミュエル・ゴールドウィンがプロデュース。音楽はアルフレッド・ニューマン、衣装はイーディス・ヘッド。世界に今もなお名を轟かせる映画人たちが名を連ね、主演はゲイリー・クーパーとバーバラ・スタンウィックという最強の布陣。童話『白雪姫』へのオマージュという意味でも最高に楽しいのに、今まで何で観てなかったのか本当に謎...。

10年間、百科事典の編纂のために各分野の8人の教授たちが屋敷にこもっていた。俗世間と隔たれた空間に嫌気がさし、新鮮な情報を求めて街に繰り出した言語学者のポッツ。ナイトクラブで出会ったのは、ギャングの情婦のシュガーパスだった...。

後年ホークス監督によりリメイクもされただけあって、とにかくテンポの良い展開とウィットに富んだ脚本が最高！俗世間を知らないお堅い教授たちと、俗世間にまみれた美人シンガーの奇妙な共同生活。そこにギャングも絡んで来ての大騒動！ホークスとワイルダーの神タッグぶりが手に取るように分かる作品でした。
教授たちと汚い言葉遣いのシュガーとの言葉遊びに近いやりとりや、ジーン・クルーパ楽団の特別出演も貴重なクラブシーンや教授たちとシュガーがコンガを踊る少しミュージカルチックなシーン、そして思わずキュンとなるゲイリーとバーバラの美男美女による恋愛描写...。枚挙にいとまのない魅力に溢れた傑作です。

バーバラ・スタンウィックは当時34歳とのことですが、とにかく美人だしセクシーだし、でも決してこの役柄が下品に見えない高貴さもありつつ！ハマり役でした。
ゲイリー・クーパーも、こういうお堅い朴訥な役柄に扮するとすごく可愛い！
他の7人の教授たちの、「小人感」もまた可愛いんだよな〜。

クラシック映画ファンはもちろんのこと、あまりクラシックに馴染みのない方も安心して楽しめる一本かと思います。ぜひご覧ください！

雷

8人の学者たちによる百科事典の編纂が大詰めを迎えていた
が、ポッツ教授がある俗語を耳にしたことから、これまでの努力が世間から隔絶していたことに気づき、街へ調査に出かける
そこで出会ったナイトクラブの歌姫、オ・シェイに協力を求めるが……

真面目

そして、終盤は大変な事態に

ドラマ要素
ロマンスなんかもあって楽しめました