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The Ozu Diaries(原題)
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『The Ozu Diaries(原題)』に投稿された感想・評価

たむ
3.8
世界映画史上最も独創的な映画監督の1人である小津安二郎監督のドキュメンタリー映画です。
小津監督の日記を下敷きに膨大なアーカイブ映像を使用して、小津安二郎という存在を掘り下げます。
初公開、発見された映像もある中で、天才といわれた山中貞雄監督とのエピソードは最もエモーショナルです。
あのスタイルが確立する前こそが、この映画によって新たに目を開かされますね。
4.5
小津安二郎の日記にスポットを当てて、彼の人生を追体験しながら、映画監督としての姿と1人の人間としての姿を描く。
監督も語っていたが、かなりの時間をかけて制作された作品であることが伝わってくる。様々な関係者へのインタビュー、何千枚もの中から選ばれた適切な写真、その全てに監督の熱意が表れた素晴らしい完成度だった。
特に驚いたのは8ミリの蓼科の映像。小津と野田が撮ったこの映像は今まで観たことがなく、これだけでも彼らの関係などが分かるので観る価値がある。
小津のドキュメンタリーとしてはこれを観ておけばいいと思える様な作品だった。
QI
5.0
【2025 TIFF 日本映画クラシックス】

“日本映画の至宝は黒澤のみにあらず②”

小津安二郎のドキュメンタリーとして完璧!💯

彼についての自分の知識がバシバシと音を立てて繋がっていく快感🤤

タイトルの通り、彼が書き残した日記の内容がナレーション風に語られ、その一生が描かれます

加えて、関係者が残した言葉や、黒沢清監督、W・ヴェンダース監督といった小津フォロワーともいえる人たち、そして家族や小津作品への出演者たちへのインタビューが間に挟まれるという構成

初めて見る貴重な映像や写真にビックリ😲

もちろん彼の作品映像もタップリ

そこにいるのは一人の人間としての“小津安二郎”

家族との関係を含めたその生い立ちやソウルメイトだった山中貞雄監督との関係含め、彼の作品に影響を与えた要素は色々ありますが、一番強調されていたのは彼の出征経験

そんな目線で間に挟まれる彼の作品をあらためて観ると、胸が締め付けられる😢

小津人気はヨーロッパやアジアで高いというイメージがありますが、本作を監督したのはアメリカ🇺🇸のドキュメンタリー作家ダニエル・レイムさん

できれば日本発の企画であって欲しかったという想いもありますが、松竹をはじめとして、貴重なアーカイブを所有している日本🇯🇵のあらゆる団体の全面的な協力を含め、世界中の小津監督へのリスペクトが結集した、一人でも多くの日本の映画ファンに観てもらいたい素晴らしい作品でした👏

一般公開されたら是非皆さん劇場へ

きっと小津作品をもっと観たくなるだけでなく、人間“小津安二郎”が大好きになるハズ💓

SMTさん配給をヨロシク😉

p.s.

アフターイベントは皆と一緒に作品を鑑賞されていた(自分の3列前だった😄)レイム監督が登壇してのQ&A

とにかくQのレベルが皆高いことにビックリ

『秋刀魚の味』に衝撃を受けたことが本作を製作しようと思ったキッカケとのことでしたが、一番印象に残ったのは「戦争が彼の作品与えた影響をレイム監督はどう見るか?」という質問

ご本人もその質問に膝を打ち、イベント時間を過ぎても丁寧に回答されていました

お答えは⋯

「自分もこの作品を作りながらそれを知りたいと思っていたけれど、まだよくわかっていない」的なもの

ただ自分としては「そこは大事なポイントなので皆さんなりの答えを見つけると同時に、その先のことも考えてほしい」というメッセージだと受け止めました

了解しましたレイム監督🫡