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人生は海のように
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人生は海のようにの作品紹介

人生は海のようにのあらすじ

父の葬儀のためにマレーシアへ帰国したア・ヤオ。家族との再会も束の間、宗教警察が突然現れて、父の遺体を運び去ると言われ事態が一変する。文化の衝突、家族の秘密をめぐる、ブラックユーモアに満ちた奇想天外な旅のドラマ。

人生は海のようにの監督

ラウ・ケクフアット

原題
人生海海/The Waves Will Carry Us
製作年
2025年
製作国・地域
台湾
上映時間
100分

『人生は海のように』に投稿された感想・評価

しん
3.0
東京国際映画祭にて。100年前に福建省からマラヤに渡った華僑は、数世代を経て台湾にマレーシア人として渡ることになった。それぞれの世代で国家や民族への忠誠を示させられた者たちは、「自らに根を張る」ことを夢見るとともに、その困難性を痛感し続ける。現代の台湾で献血をしようとすると「東南アジアの血」は受け付けないと拒否され、100年前にマラヤに渡る前夜祭では「中華」であることを忘れるなと釘を刺され、移民した先では弁髪を揶揄われ。イスラームに改宗すると金目当てかと疑われ、改宗しないとマレーシア人とは認められず。100年の月日によって、国境や国旗の姿は大きく変わったが、狭間に生きる民が安住の地を見つけるには至らなかった。父親がマレーシア国旗の上で死に、息子たちがマレーシア国旗を口に巻いて戦う姿は、日常に多層的に浸透する国家の影をうまく表していた。それに疲れてしまった姉が肉体に活路を求める姿も、線引きが人々に強いる苦しみの重さを物語ると思う。
マレーシアやシンガポールに関心を持っているため、その視点からも興味深い作品だった。国境を越えただけでマジョリティが入れ替わる世界(マレーシアはマレー人、シンガポールは華人)、どちらも移り住んできた民たちが社会の根幹をなす世界、そして民たちに十重二十重の線を引く世界。ルーツとは何かを考えるうえで、これほど奥深い地もないのかもしれない。
白黒や画面の配置を工夫しているものの、時代を軽々と飛び越える作品なので集中力を要求される。また分かりやすい物語のように見えて、伏線の貼り方が独特なので深く理解しようとすると疲れる。ただ反移民感情が世界的な問題になる2025年に、こうした丁寧な作品が世に出ることの意義は小さくないと思う。
東京国際映画祭
移民たちの苦悩。時代が色々出てくるけど繋がってて面白かった。色んな言葉が入り混じってるの好き。
今年見たマレーシア映画もだけどマレーシアの闇が…って思ってたら台湾映画だった。
民族や地理的知識があればもっと理解が深まるかもしれないが、何も知らなくてもなんとなく問題の質はわかる。
自分のルーツをあまり意識せず生きていけるのは幸運なことだろうと思うと同時に、自分に根を張るという思考はとてもいいと思った。
めちゃ睡眠不足な状態で観に行ったけど集中して観れた。