最終航行のパーティに来たら、船から落ちちゃって大変なことになる話。
WW2で使われた船って設定だったけど、リアルでロケ地がそうらしいです（現在では船上博物館みたいになってる。）（なお隣に戦艦もあるので、そっちの方が人気の模様）

主人公は2ペアで、軍人の父親を亡くしたばかりの母娘と、犯罪者くずれの兄と真面目な弟の船員兄弟。母娘が金持ちそうだったので、仲間と船室に盗みに入る兄ですが、弟に見つかり、さらには船室に戻ってきた娘にも見つかります。
とっさに起こった逃走劇は「なぜか」甲板がゴールになり、もみ合いになった集団は兄以外みんな海に落ちちゃいます。
弟が海に落ちたのは心配だけど、盗みに入ったのはバレたくない兄。しかし娘がいないことを不審に思った母によって、みんなが海に落ちたことがバレてしまいます。

普段なら落ちた側と助ける側、どっちかがメインになるところですが、そこはアサイラム。なんと両方メインにして話を進めだします。
つい大丈夫？　と言いたくなるところですが、あんのじょう大丈夫ではなく、話の大筋はセーフなものの、随所にいつものアサイラムらしさが出てきます。
その話さっきもしたよね？　というセリフ回しや、浜辺まで迫っては海に帰っていくサメ。個人的に1番「やってんなあ！」って思ったのは、もうすぐ満潮だ（まだ1m弱は陸地の高さがある）→次のシーンで水深数メートルに浮かんでる、ってところですね。いくらなんでも潮満ちすぎだろ！

いい話っぽく終わるんですが、よくよく思い返すといつものアサイラムで、う〜ん、まあえっか！　と、細かいことを考えないのがいいです。


観た日：2025/11/22

• #東京国際サメ映画祭

こそ泥と一緒に軍艦設定の貨物船から落ち小島でサメの猛攻から逃げる作品…
大ネタから小ネタ
最初から最後まで
ツッコミどころしかない…
お笑いを目指してツッコミの勉強をしている人にぴったりな映画🤗
俳優さん達が脚本の穴を何とかしようとどんどん熱い演技披露してる🐶

サメ映画151本目（カウントが３つ飛んだのは未マークの『松島トモ子サメ遊戯』『チェンソーマン レゼ編』『シャーキュラ〈独逸〉』があるため）

船から落下する人間と空に浮かぶ三日月の縮尺がおかしかった。でかすぎる。

• #第2.5回東京国際サメ映画祭