今年546本目

今年実は2回目の視聴！
いつかこれに関する動画作りたいな

何度観ても圧巻、この原点があったから生まれたホラー映画たちがあるだと思うと怖いよりも尊敬が勝つ

• #ホラー

1975年に日本の観客を凄まじい狂気で凍りつかせた本作は、旅行中の若者たちがテキサスの農舎でふと立ち寄った一軒家で殺人鬼一家に出会い、恐怖に直面するストーリー。
理屈も情けも通用しない暴力、耳を裂くようなチェーンソーの爆音と絶叫。
本作をホラー映画の最高傑作とするホラー大好きっ子クラブ人も少なくない。

そして今回、50周年記念版の4Kリマスターは、2014年の40周年時にトビー・フーパー監督が監修したバージョンをベースとしている。
フィルムに付いた傷や汚れ、ゴミはデジタル技術で丹念に除去されクリーンな映像が実現した。
一方で、本作特有のドキュメンタリータッチを含むザラザラした"粒子感"は監督の意図を尊重し意図的に残されたらしい。
50周年記念版では、この4K素材を最新の映像技術で更にアップグレード。
従来は潰れていた暗部のディテールやテキサスの渇いた日差し、鮮烈な色彩表現を向上させ、音声もオリジナルの意図した恐怖を最大限に引き出している。

ホラー大好きっ子クラブ会員の私としては、ホラー映画の最高傑作と言えば「エクソシスト」一択。
なので、正直に言うと本作は私の好みの映画ではない。
今回改めて鑑賞したがやはり同じ印象だった。
ただ、唯一本作の良かったところはビジュアルポスターである。
世界でファンをたくさん持つアーティスト、Rockin’Jelly Bean氏によるイラストを人気グラフィックデザイナー大島依提亜氏がデザインした公開50周年記念版ティザービジュアルがカッコいい。
ティザービジュアルには、ホラー映画のアイコンとも言える殺人鬼レザーフェイス、恐怖に顔を歪ませるサリー、大きく見開かれた目、若者たちの緑色のバン、人肉ソーセージ、捕らわれた若者の姿など、劇中の衝撃的なシーンが描かれている。

本作の劇場公開は2026年1月だが40周年記念版が現在ネトフリで鑑賞できる。
この機会に是非観るべし(笑)

グロさが丁度良い。