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『チェイン・リアクションズ』に投稿された感想・評価

Omizu
3.5
【第37回東京国際映画祭 ワールド・フォーカス部門出品】
ヴェネツィア映画祭に出品されたホラー・ドキュメンタリー。『悪魔のいけにえ』について映画人、知識人たちが語っていく作品。

面白く観られた。『悪魔のいけにえ』がそこまで評価されている理由に詳しくない自分としては、ここで語られるその視点や評価が真新しかった。そういった見方ができるか!という驚きのあるドキュメンタリーだった。

三池崇史もインタビュイーとして出てくるが、確かに通じるものがある作家性だなと思わずにはいられない。まあとはいえ『オーディション』はあまりに怖そうで観られていないんだが…

こうやって語られているのをみると『悪魔のいけにえ』が当時の人々にとっていかに衝撃的だったかがよく分かる。インタビューとフッテージをふんだんに使ったドキュメンタリーで実りのある時間になった。

これは日本公開されてもおかしくない。新たな視点で『悪魔のいけにえ』を眺めることが出来る作品だった。
さあ皆さん、ホラー映画の勉強時間ですよ。
小学校にホラー映画の科目があったら、この作品は間違いなく教材になっているでしょう!

このドキュメンタリーは、
ホラー映画の名作中の名作「悪魔のいけにえ」の魅力をホラー製作の著名人がひたすら語る変態映画です。

この作品で輝いていたのは、2人の大物。
三池崇史とスティーブン・キングです!

三池崇史。
幼少期、とある映画を観に行こうと出かけたら満席で、代わりに観たのが「悪魔のいけにえ」だった。というハズレなしのエピソードトークから始まる😂とある映画、の温度差がやばいw

三池さんの容赦ないバイオレンスや不謹慎な演出は、トビーフーパーの影響だったんですね!
映画を作るにあたり、倫理観と相反し、どんな嫌なものを作るか、を徹底しているという心意気に惚れますよ。
原作ありきの映画とかいらないんで、三池さんオリジナルのバイオレンスやってくださいよー。


この方の意見は貴重でした、ホラー小説の巨匠“スティーブン・キング”
悪魔のいけにえ愛はもちろん、有名な映画シャイニングへの嫌悪が半端なくて笑ったよ!マジで嫌いなんですね!
巨匠がホラー映画を真面目に語るのって日本じゃなかなか観れないから新鮮だった。
ありがとうございました🙏



「悪魔のいけにえ」面白いなーと思ってるホラー好きは必須のドキュメンタリーですよ🩸
それぞれの『悪魔のいけにえ』

公開50周年を迎えたスラッシャーホラーの金字塔、『悪魔のいけにえ』との出会いとその影響力を5人の論客が語っていくドキュメンタリー。4Kリマスター版を観たそのままの勢いで観た。それぞれが自分なりに噛み砕いた『悪魔のいけにえ』論を受講できる楽しさが詰まっていた。

最初に登場したコメディアンのパットン・オズワルドは『悪魔のいけにえ』の映画史的位置付けとその技法の凄さをわかりやすく伝えてくれる。『吸血鬼ノスフェラトゥ』や『風と共に去りぬ』から『ありふれた事件』まで、レザーフェイスによるヴァイオレンスシーンが観るものたちにいかに強烈な印象を与えるまでに至ったかを伝えてくれる。パムが青空をバックに家に入っていく場面の「良きアメリカ映画」の感じからベルギーのクライム映画に影響を与えたショックシーンまで、的確な引用を元に論じていくためいきなりのめり込めた。ノスフェラトゥ同様太陽と共にインパクトのあるラストを体現しているのを指摘しているのも印象的。

続くのは日本から三池崇史。彼は大阪の松竹座で『悪魔のいけにえ』を観たのだが、そこに至るエピソードが面白い。本当はチャップリン『街の灯』を観たかったのだが、満席で観られなかったため、どうせならと言うことで観たのが強烈すぎる「痛み」を持った一世一代のホラーであったのだった。そこから『オーディション』『殺し屋1』など三池的ヴァイオレンスに多大な影響を与え、その意味なき暴力に魅せられ続ける。ここの「痛み」の解説は実際に『悪魔のいけにえ』を観て自分自身が感じたこととかなりリンクしており、興味深かった。

オーストラリア映画の文脈から『悪魔のいけにえ』に接近するのは評論家のアレクサンドラ・ヘラー・ニコラス。『ピクニックatハンギングロック』や『荒野の千鳥足』などで印象的な田舎特有の砂埃表現に照らして『悪魔のいけにえ』の不快感溢れる効果、「色褪せた黄色」をという色彩感覚を解説していくのもまた新鮮な見方だった。

4人目にはホラー作家の大御所、スティーヴン・キングが登場。脚本としてトビー・フーパー作品にも参加したことがある彼による『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』と比較しての恐怖表現の解説もまた立体感を増すのに役立った。ほかにも『シャイニング』『ミザリー』などキング原作作品や『スキナマリンク』といった近年の作品まで出しつつ幅広く「リアルなホラー描写の歴史」の講義をいきいきと語るキングに圧倒される。

最後は映画監督のカリン・クサマによる『悪魔のいけにえ』論。アートの世界からも影響を受けている映画であることを示唆しつつ、フランシス・ベーコンなどの絵画との比較を敢行している。ヒッチハイカーが最初に渡す写真などからその側面からの見方を提示しているのも新鮮な鑑賞体験につながった。

総じて、『悪魔のいけにえ』への賛辞と共に時代性やホラー映画の偉大な歴史の大きさを感じられる一作だった。「森田芳光展」に行った時に見た撮影や編集の技法をわかりやすく比較したVTRと同じように、映画論を最も効果的に提示できるのは映像作品であることを証明している。三池崇史の時に引用される大林宣彦『HOUSE』やアニメ『その着せ替え人形は恋をする』におけるパロディのほか、『街の灯』と『悪魔のいけにえ』のシニカルでユーモラスな対比など自由な語り口に笑わされた。

リマスター版公開のこのタイミングで本作も日本公開してほしかったな…

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