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五月の雨
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五月の雨が配信されていないサービス一覧

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五月の雨の作品紹介

五月の雨のあらすじ

家庭内で起こる静かな暴力。 第三者に透明化される被害。 そして離婚後も続く支配。 それは、まるで“見えない鎖”のように親子を追い詰めていく。 果たしてこの鎖を断ち切る方法はあるのか。 離婚後共同親権導入後の未来をドラマで再現、そして実際に離婚後に起きている凄惨な事件、DV被害当事者の声、弁護士への取材から離婚後共同親権の問題点を読み解いていく。

五月の雨の監督

冨田玲央

原題
公式サイト
https://maydayrain.com/
製作年
2025年
製作国・地域
日本
上映時間
74分
ジャンル
ドラマドキュメンタリー

『五月の雨』に投稿された感想・評価

4.5
2026/04/11㈯ケイズシネマにて舞台挨拶付きの回を鑑賞。

共同親権という制度の《デメリットと恐ろしさ》をたっぷりと描かく一種ホラー的作品でした。

共同親権の法律化を推進する理由は何なのか、または誰(どんな勢力)が推進してきたのかについてもう少し丁寧に描いてくれればより理解が深まったと思います。
2024年の改正民法成立により導入された「離婚後共同親権」を主題に据えた作品です

DV被害者の実態を、フィクションと記録映像を交えて構成しています。
​予告編を観て、フィクション部分で描かれている肉体的な暴力を伴わない、心理的にネチネチと追詰めるDVの様に衝撃を受けて本編を鑑賞しました。
ストーリーの中で観客は必ずしも妻の決断を是としないかもしれません。けれどもDVの影響で感情が萎縮し、周囲には理解しがたい決断を下す妻の姿が痛々しく、親の事情を理解できずに、つい激しい言葉を投げつける子供の場面にはなんとも言えないやるせなさを感じました。

​タイトルの由来は、法案審議中に雨の中でシュプレヒコールを叫ぶ反対運動の人々の姿からとられたとのことです。

上映後のトークショーを聞いて理解しましたが、本作は法改正そのものを全否定してはいるわけではありません。
共同親権に救われる家族の存在も認めつつ、制度の隙間で追い詰められる人々への救済措置を求めています。
​一つの視点に偏らず、個別の事例に即した法整備や支援の必要性を訴える製作者の姿勢には、公平な意図が感じられます。制度がもたらす光と影を直視させる作品でした。
Tetsu
4.0
共同親権。これ自体が完全悪とは思わない。
ただ政府の想定が理想論すぎて。調停員や裁判官のスキルアップや出来得る限りこの権利を悪用する者の防止、DVに対する社会的認知の拡大…様々、完璧はないとはいえシステムや制度などを他にも整えないと、悲惨な結末を迎える人たちがいる。
繰り返し言うと完璧はないとはいえ、この悲惨な結末を迎える人が1人でもいてはいけないんだよ。国はその責任を負えないし負わない。
だからこそ、一人一人の当事者の声に耳を傾け続けることが必要なんだろう。

海外でも課題は沢山あるけど、裁判官全員への研修のために一日全ての裁判所を閉めたり、身体的だけでなく精神的なDVも含めたチェックリストで引っ掛かると18回の更生プログラムを加害者は受けないといけなかったりと、共同親権を正しく運用するための努力の姿勢は感じられるそう。

ホームページにも書いてあるが、親権ではなく子権や養育義務権と名称を変えれば、それだけでも、権利と支配を履き違える人が減るのではないだろうか。