189の作品情報・感想・評価・動画配信

「189」に投稿された感想・評価

児童相談所をテーマにしたのは良かったんだけど、なんか虐待にあってる子供を助ける!みたいな話になってて残念でした。
中山優馬は関西の番組の夜中に舞台かなんかの宣伝かな?に出てて、顔は覚えてるんだけど、演技を見るのは初めてで。
しかし、目が大きいなぁ~。

もっと描いて貰いたかったのは、職員の仕事の内容から報告を受けて保護に至るまでの審査?の経緯とか。
中山優馬は弁護士と一緒にまるで刑事のように車の中から部屋を見張っていたけど、実際にそんな事をするのかなぁ~。
そもそも、どの程度まで職員が関わってもいいのか分からないし、後々ややこしくなると面倒臭いからなるべく穏便に?済ませようとするんじゃないのかな?
児童ひとりが虐待死すると、事務所には凄い電話の数が掛かって来て、もう通常の仕事などは到底出来ない。
その間にいくつもの尊い命が亡くなっているのかも知れないのに…。

所長さんが、「ここのキャパは100なのに現在130だ!70にして下さい」
じゃあ、60人は見捨てられるの?
児童ひとりが虐待死すると
よく責任者が会見してるでしょ?学校のいじめで自殺した子の時もそう。
警察と一緒よね?。
事が起きてからじゃ無いと動かない。
そういう所をもっと詳しく描いて欲しかった。

児童虐待かも?って思ったら、児童相談所虐待対応ダイヤル「189」いちはやくに電話したらいいそうです。
私はその後にどうなるのかが知りたかったです。
あ

あの感想・評価

-
深刻な社会問題で、見るのが辛いシーンがあったけど、児相への見方など自分の中の考えがちょっと変容した部分もあった。もっとたくさんの人に見てもらうべき映画。
児童相談所と児童虐待の実態?としてはやや雑な印象を受けた。
物語の導入部分からセリフ、ストーリー構成に至るまで二時間サスペンスドラマの域を脱却することはなかった。
セリフでの説明が多く、言葉より映像にしたほうが説得力も深みも増すのではないかと思うことが多々…
虐待や、児童相談所の対応不足が最悪の結果を招くことは度々報道されている通り綺麗事ではすまされない根深い闇がある。
そこに問題提起するわけでもなく、現実をそこまで直視させるわけでもない。
話を重くすればいいわけでは決してないが、

難しい問題を扱ってる分ご都合主義が悪目立ちしていたように感じた。

元も子もない話なのは重々承知してはいるのだが、一人を救った所で根本的な解決には結びつかない。
私は児相や法律に関しては門外漢である事を前提に述べると、
虐待で地獄の渦中にいる子供たちを救うためには、法律を含むシステムの抜本的な改善が必要なのではないか、
だからこそ問題の提起を丁寧に描くべきだったのではと、強く思う。
春陽

春陽の感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

児童相談所虐待対応ダイヤルの番号が題名になっている。こういう作品をみていると、実際、どのくらいの子供たちが助かっているのかなと思う。フィクションとなっているが、実際にあった事件から着想を得ているとか。

日本は親が子供を育てるものということで権利が強く、親にそこを振りかざされると児相ではどうにもならないらしい。アメリカなどは、子供の人権が尊重されるので、親が何を言おうが保護されるらしいが、逆に法律でガチガチに保護してしまうと『パーフェクト・ケア』みたいな事になるので、塩梅が難しいな…と思った。日本は法律的に弱いので、子供は親の所有物意識が高いのだろうね。児相職員の離職や移動率は高く、役所の部署の一つで、ここ専任の募集をかけても集まらないと作中で言っていた。そういう専門でもない普通の職員が子供を虐待する頭のイカレタ親と渡り合うのだから、そりゃメンタル病むし心折れるだろうよ。それを乗り越えて現場で踏ん張っている方々はすごい。人を助けるのは難しいなとつくづく思った。

新潟県はこの作品のスポンサーなのかな?あの観光案内はなんだったの?案内する方もだが、案内されている方も途中で断れよ!となり、最後まで付き合って時間がないとか、なんなの?となった。不明なシーンだった。この作品を観て新潟に行こう、とはならんでしょう。
J

Jの感想・評価

4.0
自分が今こうして安らかに眠れている間でも現実ではこんなことが起こっていて何もできない自分が悔しくて苦しかった。189という番号すらわからなかった。実際ニュースでさらっと流れてさらっと聞くだけで、自分も含めてみんな他人事。みて良かったと思う。
猫

猫の感想・評価

3.7
チケットを買う声
“1いち 8はや 9く”
そうか、知ってる人は知ってるんだ。
189は児童虐待の通報ダイヤル
……
映画の出来云々より
こういう出来事がある、ということを心に留めなければならない。
冒頭の身体が見えるシーンでグサリ。
話はちょっと前に報道された事件が元のように思えた。
養父だけでなく実母も送検。
……
私が一番分からないのは
そんなに子どもが嫌いなら
離れて嬉しいんじゃないの?何故取り戻そうとするの?ってこと。
映画は、加害者家庭より
児童相談所の“有り様”が赤裸々に描かれる。
人手不足、施設不足、データの無共用、
毎晩夜中の帰宅なら、家庭も壊れるよね。
やるせない。
忙しすぎるから
ハードだから人が集まらないのか?
適材適所ではなく
単なる異動による担当職員だから、ぞんざいになるのか?
……
加害者プログラムで検索したら
日本ではDV被害について出てきた。
児童虐待する側の
どうして?を探らない限り
こうした事はなくないと思う。
そこまでの体制を整える前に。
……モノではなく、人への予算を
保育士、介護士、児童相談所職員、
個人の家庭に入り込むのは
本当に難しい事だけど
目の前の子どもが危ないのなら……

色々考えさせられる一本だった。
189
いちはやく

冒頭から胸を締め付けられる映像。

あくまでも創作と分かっていても目を背けたくなる場面の数々。
現実には救いの手が差し伸べられない子供がたくさん存在するのだろう。

中山優馬の演技が主人公・大河と上手くハマっていたのと、、吉沢悠の殺気すら感じるDV義父にゾクッとした。
あそこまで子供(への圧迫)に執着することがもはや狂気…なのか。

上映スクリーンが少なすぎるのが残念。
たくさんの人に観て、考えて、(私も含めて)見つめ直すきっかけになればと願う。。

「幼い依頼人」がふと脳裏をよぎった。

どんなに酷い扱いを受けても子供は無力であり親が拠り所なのだ。
内容を知っていれば観る候補にならなかったが、時間が空いた時に偶然観て良かったと思える映画であった。
虐待されている場面を見るのは苦しかったが、普通に見える家族の中で起こっている児童虐待と妻へのDVの現状を知ってもらい、虐待対応ダイアルの189が使われなくなる日が来ることを願う加門幾生監督やプロデューサーの思いが伝わってきた。
子どもを守るために家庭に踏み込む児童福祉司をジャニーズの中山優馬、上越妙高児童相談所長をコロッケ(滝川広志)が演じるなど、配役も工夫されていた。
事実を丹念に取材した長津晴子の脚本により、しっかりした物語になっていた。
simpsons

simpsonsの感想・評価

4.3
いちはやく

ノーマークだったけれど、良かったと聞いて。
児童虐待の映画は多く観てきたけれど、調査がよくされていると感じる。
児童虐待で事件が起きると、児相は何してたんだと責める。
職員を責めて批判したり謝罪を要求することはしても、なぜそうなったのか追求しようとしない。組織やシステムとしての欠陥が存在するという視点をなぜマスコミも国民も持たないのか。職員の怠慢で終わるような問題じゃない。
そして最後に逮捕されたけれど、あの人員体制とシステムの中でまたそこへ至るまでにどれだけの機関が連携してどれだけ大変か、出来て当たり前で褒めはしない。

職員削減、専門職の非正規化、他機関との連携システムの欠如、法の不備、施設の定員超過(130%)、ブラック化による応募者ゼロ、国で決めたことを押し付ける、地方の実態との乖離、最もらしい正義を振りかざすクレーマー、マスコミ

批判するなら、本当に児童虐待を無くしたいと考えるなら、正論らしく振りかざす前になぜ国会に対して予算と人員要求をしないのか。
日本の人口あたりの公務員数はアメリカの半分、ドイツやフランスの三分の一。また、総定員法によって各業務の定員数が規定されているが、予算削減によりその定員すら充足されていない部署もあるらしい。

「無駄な仕事をすべてやめて、少しでも現場に近いところの声を拾わないと、政策立案能力は回復できないと思います。」
「役所というのは、自分たちの組織、予算、業務について完全な自己決定権がないんです。この状況を変えるには、不要な作業の廃止、IT化や外注、そしていちばん負荷の大きい国会対応のあり方も変える必要があります。これらは、世論の後押しがないと実現できません。だから、多くの人に霞が関の社会的な意義と改革の必要性を伝えたかったのです。」
「なぜこんなおかしな税金の使い方をするのだろう、なぜこうした変な政策ができるのだろうと不思議に思っている人に読んでもらいたいです。
私が心配しているのは官僚の生活というよりも、この国に絶対に必要な『政策をつくる』という機能が存続できるのかということです。国民に届くいい政策をつくるために、無駄な仕事などをなくして官僚たちの健康と家庭を守り、より現場を回れるような働き方改革が、欠かせないと思っています。」千正康裕

霞が関官僚の何とも過酷すぎる労働現場の難題
元キャリア官僚「ブラック霞が関」著者が明かす
東洋経済オンラインより
2時間ドラマっぽさはあったがスクリーンで観られて良かった、公務員が異動サイクルで担当する仕事にしては重すぎる児童相談所という職場の実態はもっと知られていいが、タイトルの189がほぼ本編とリンクしなかったのは残念、久しぶりに見た中山優馬がいい役者さんになったなと感慨深かった
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