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バナナ
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『バナナ』に投稿された感想・評価

3104
3.7
♪ああー青ぶくのバナナー
ニコリともせずギターをかき鳴らし歌う岡田茉莉子と、何より全編にわたる彼女のコメディエンヌぶりが堪能できる作品。冷たい顔立ちとぶっきらぼう(に見えて実は暖かか)なセリフ回しや、シーンごとによく変わる衣装なども見どころ。

ストーリーはバナナ輸入を巡るあれこれに、津川雅彦演じる華僑の息子とシャンソン歌手を目指す岡田の2人を核とした様々な人物が絡むコメディ仕立て。

役者陣は前述の若い2人以外には津川の両親役に2代目尾上松緑と杉村春子、岡田の父に宮口精二。ほかに小池朝雄(学ラン姿が怪しい)や小沢栄太郎などが配されている。物語自体は捻りも立体感も乏しく、ほぼ一本道のような感じで進んでいく。観やすいと評価することもできるが、色々な要素を入れようとして入れられなかったまま終わったようなあっさりとした印象。それだけに?余計に岡田の美しさに目と心を奪われてしまう。また2つの中国、毛沢東/蒋介石などの時代背景と、そこに折り込まれる風刺(華僑の立場から日本人を批判する構図が効いている)が現在では少しわかりにくいのは仕方のないところ。

経済的に成功した華僑を物語の中心に据えているからか、全体的にモダンでハイソな雰囲気に彩られていて(チラッと映る当時の神戸の街並みが貴重)、今作のコメディチックな空気感の“後押し”としてプラスにも作用している。
4.5
記録用
バナナマンコント『腹黒の生意気』
(この映画のレビューじゃないです)

○オープニング(腹黒の生意気)
ー1番よく分かんなかった笑。

○クルックーコスチュームパーティ
ーパーティに参加することになって浮かれてる上司と、彼の部下が舐められないようにと色々準備する。日村さんのオンステ。

○パニックアタック
ー凄い好き。超笑った。モデルの有名デザイナーである理解のある上司が口籠る部下に言いたいことはどんどん言っていけと優しくアドバイスをしたものの…

○カラオケ
ーめっちゃ好き。悩みがある男がカラオケボックスに友人を呼び出し迷いを打ち明ける。かなり笑った。あーいう瞬間ってカラオケあるある!

○赤えんぴつ
ーいつものやつ。お決まりのパターンの『オメェ薬やってんのか!』『おめぇだよ!』ってのが段々癖になってくる。トマトって4トン食べたら死ぬんだな…笑

○the pitiful two in the philiphen
ー夏、町工場の社長長沼(日村)の元に呼ばれてプー太郎の湯田(設楽)がやってくる。借金をチャラにする代わりにフィリピーナのアイリーンという女を探して欲しいと頼む。ほっこり。
借金してる罰だからと日陰に入らないマヌケな湯田のキャラクターが秀逸。設楽さんが意外とハマり役。若い頃はブイブイ言わせてたのに上下関係が今は逆転してて、ちょっと長沼に劣等感を抱いてるおバカさんという事が見えてくる展開が楽しい。蝉の鳴き声急に止まるのってたまにあるよなぁ…年取ってもバカでピュアって強い。

○間幕劇
ー毎度しょうもなくてラジオ調なのがいい。芸人さんがダベってるとこんな風になるのかなぁ…面白いな。眉間にソバがついてた人が居たって話から検証してみようとするの下らなさ過ぎて笑える。
giri
3.7
ここ1・2年は獅子文六(小説家)にどっぷりハマっている。「忘れられた昭和の人気作家」なんて言われているけれど、こんなにユーモアのある面白い作家がどうして忘れ去られてしまったのかな?時代の流行を取り入れた大衆小説だったから時代遅れになりやがて消えていった、みたいな解説を読んだけど、これだけ映画化されていてソフト化もされていないなんて悲しいな。
とはいえ、ちょうど今年は没後50年ということで、リバイバル上映が盛んで嬉しい。来年は神奈川近代文学館で企画展があるから今から楽しみ。

本作バナナは、台湾人の父と日本人の母を持つ龍馬が、女友達のサキベーと一緒にバナナの輸入で一儲けしようとするお話。
前半は原作に忠実。津川雅彦が津川雅彦だよ、と言われないと気付かないくらい若く、ヒロインはオードリーヘプバーンみたいでかわいい(でも生意気すぎ!)。後半は全く違う展開だったけど、原作のテンポの良さを割と再現していて良かった。

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