60年代はやっぱりモーレツで、元気!やる気!みたいな空気だったけど(少なくとも前半は)、70年代はしっとりというかウジウジというか。
内省的でどの映画にも影がある。
この主人公のモデルであろう著者…
☆1970年前後の東京。薫のうちは、どこだろう?世田谷区か?ちょっとアッパーな住宅街は今に続いているだろうけど、戸建率は高そう。でもテニスコートの前はマンションだったような記憶あり。
☆夜の高層階の…
中村紘子さんのピアノリサイタルの時に、宇宙戦艦ヤマトの乗組員のような服を着て舞台裏を歩き回っているお爺さんが何人もいました。あんな服売ってるのかなあ?自分でデザインして仕立てたのかなあ?その中でも最…
>>続きを読む純粋な人、または何か妄信する傾向にある人がその魔法から解けるには、大事なものを失うという段階を結果的に踏むことになるが多い。失うが完全に失ったり失ったままの状態にいたりするのではなく、外から救出して…
>>続きを読む1970年製作公開。原作庄司薫。脚色森谷司郎 、井手俊郎。監督森谷司郎 。
神保町シアターの「戦前戦後――東京活写/映画の中で生き続ける、失われた東京の風景」上映期間中の幕間で、佐良直美が歌う本作…
主人公の意図的なのか、役者の力量なのか、時代性なのか、セリフで言葉を尽くして、哲学や世界を語っても結局、上滑りで浅く、陳腐。何処までも深みがなくひたすらに浅い。そこが逆に良かった。運動や思想に対して…
>>続きを読む紛争の影響で東大入試が中止となり目標を失った青年のある1日。
69年、彼のように東大一直線だった受験生は苦悩したろうなぁ…
後の東映会長岡田裕介氏は東宝でデビューしたんですね。朴訥とした雰囲…