沖晴くんの涙を殺してに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『沖晴くんの涙を殺して』に投稿された感想・評価

yuki
4.2

この作品は余命を懸命に生きるヒロインのストーリーというより、「死」の意識が重くのしかかるヒロイン・京香さんと生徒・沖晴くんの命のバトンリレーのお話だと思いました。

作品の序盤でケガの治癒が異常に早…

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助かる代わりに沖晴が手放したのは、嫌悪、怒り、哀しみ、恐れ。
その四つにも役割があると考えられるのが好き。
喜びしかない状態から、気持ちが増えていく。
それを人物の成長と重ねる構成が好きだ。
沖晴の…

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gyagya
4.4

このレビューはネタバレを含みます

沖晴が周りから死神と呼ばれているのは、本人の反応の理由を知らないまま距離を置いてしまう怖さも感じさせる。
家族を津波で失った話を笑ってするのは、普通なら理解しにくいかもしれない。
でも彼には喜び以外…

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5.0
余命一年の京香の前に、喜びしかない沖晴が現れる。
ただの余命の話で終わらないところが好き。
家族を失った沖晴と、命の終わりを意識する京香。
痛みの種類は同じじゃない。
でも一緒に過ごせる時間があることに温かさを感じます。

京香と沖晴だけでなく、元婚約者の冬馬がいる。
京香には出会いより前の人生もあることを感じられるのがいいですね。
満島真之介が演じる冬馬を、京香と沖晴の両方に関わる人物として考えたいですね。
関係の広…

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京香が残りの時間を過ごす場所に、祖母や恩師がいる。
死を前にした一人、だけにしない人物像に惹かれます。
京香と沖晴は、相手に同じ答えを求める関係ではないと思う。
違う人生が交わるところがいいなぁと思…

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島へ帰った京香と、死神と取引した高校生が出会う。
不思議な設定だけでなく、二人が過ごす時間に惹かれるんだよね。
二人の関係をそんなふうに読みたいなと思いました。
元婚約者の冬馬、祖母、恩師。
それぞれに京香との時間がある。
二人の交流を中心にしながら、京香の人生が二人きりではないところも好き。
京香が島に戻って合唱を教えるという展開に、まだ誰かに渡せるものがあるんだな、と感じました。 人との出会いが、失った心に別の時間を与える。京香と沖晴の関係にはそうした魅力があると感じます。

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