この作品は余命を懸命に生きるヒロインのストーリーというより、「死」の意識が重くのしかかるヒロイン・京香さんと生徒・沖晴くんの命のバトンリレーのお話だと思いました。
作品の序盤でケガの治癒が異常に早…
助かる代わりに沖晴が手放したのは、嫌悪、怒り、哀しみ、恐れ。
その四つにも役割があると考えられるのが好き。
喜びしかない状態から、気持ちが増えていく。
それを人物の成長と重ねる構成が好きだ。
沖晴の…
このレビューはネタバレを含みます
沖晴が周りから死神と呼ばれているのは、本人の反応の理由を知らないまま距離を置いてしまう怖さも感じさせる。
家族を津波で失った話を笑ってするのは、普通なら理解しにくいかもしれない。
でも彼には喜び以外…
京香と沖晴だけでなく、元婚約者の冬馬がいる。
京香には出会いより前の人生もあることを感じられるのがいいですね。
満島真之介が演じる冬馬を、京香と沖晴の両方に関わる人物として考えたいですね。
関係の広…
京香が残りの時間を過ごす場所に、祖母や恩師がいる。
死を前にした一人、だけにしない人物像に惹かれます。
京香と沖晴は、相手に同じ答えを求める関係ではないと思う。
違う人生が交わるところがいいなぁと思…
©︎2026 額賀澪/双葉社「沖晴くんの涙を殺して」製作委員会