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パリところどころ 2K 修復版

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パリところどころ 2K 修復版の作品紹介

パリところどころ 2K 修復版のあらすじ

ゴダール、ロメール、シャブロル……。ヌーヴェルヴァーグを代表する6人の監督たちが描くそれぞれのパリ模様。全 6 話のオムニバス作品。

原題
Paris vu par.../Six in Paris
公式サイト
https://www.zaziefilms.com/env/
製作年
1965年
製作国・地域
フランス
上映時間
97分
ジャンル
ドラマコメディオムニバス
配給会社
ザジフィルムズ

『パリところどころ 2K 修復版』に投稿された感想・評価

学生時代によくたむろしていた喫茶店の目の前にいつの間にか出来ていたミニシアター、「シネマリス」で鑑賞。ほぼ満席。

ゴダールほか5名の監督による6話からなるオムニバス。それぞれのタイトルに「サンジェルマン・デ・プレ」「北駅」「サン・ドニ街」などのパリの地域名がついていて、その周辺でのお話しです。

タイトルからして、もっとのほほんとした作品かと思っていましたが、シリアスだったり残酷だったり「どひー」となったりで、結構刺激的でした。60年代のパリの街並みはとっても良かったのですが、別にパリじゃなくても、と言う話が多かったのは確か。まあでも、「市井の人々の暮らしは本当はこんな感じですよ」「現代のパリジャンは実際にはこんな人たちですよ」と皮肉を込めて描いているんでしょうね。

第五話「モンパルナスとルヴァロワ」の監督がゴダールで、ヒロインがジョアンナ・シムカスでした。ただし話はイマイチで、私は「サン・ドニ街」も面白かったですが、一番好きなのは「北駅」でしたね。
yoko
4.0
今回パリところどころ、を見たわけだが、ざっくり言うと、赤い砂漠を少しファニーにして、短くしたような作品が6本並んでいるような印象だった。

「ヌーヴェルヴァーグ」と言うと、日本ではどうしてもゴダール一人勝ちのような印象がある。でも6本を通して見ると、みんなそれぞれに偏屈で面白い。冗長な会話が延々と続くのに、その途中で突然何かが起こりそうな緊張感がある。

しかも、6人が示し合わせていたわけではないのだろうが、金属的な音や都会の騒音が妙に共通しているように感じる。パリの名所を見せるというより、街角や道路、部屋、駅など、人間の生活に都市の音や物質感が入り込んでくる。その感じが面白かった。

日本で言うなら、実はキレキレだった頃の松本人志が一番近いんじゃないか、とも思ったりする。いわゆる「お笑いのオチ」そのものを解体するようなスタイル。オチに向かわない会話。いつまでも続くようなやり取りの途中で、突然不条理なことが起こる。そういうところに共通するものがあるような気がする。

もちろん、松本人志がヌーヴェルヴァーグから影響を受けてそうなった、という話ではない。むしろ、直接の影響関係がなくても、似たような表現にたどり着いているということのほうが面白い。1番近いのはビジュアルバムりんごのシステムキッチンだと思う。

6本の中で一番印象に残ったのは、3本目の、内気なアル・パチーノみたいな男が娼婦とセックスしようする話。これだけ妙に騒音感が薄いので、逆にそこが目立った。ほかの作品では都市の音や物の存在が人間の会話にずっと入り込んでくるのに、この作品では人間同士の妙な間や会話そのものが前面に出ている。その違いが、かえって強く残った。3話、目の2人は、いわゆるイケてるフランス人ではないのも印象が強い。

六本目の最後は騒音の中のコミュニケーションの不和と続いた中でミュートで閉めると言う、まぁ最後を飾るべくして飾ったと言った感じだが、邪推するならあの少年はミュートのせいで車に離れて死んだと言うオチを想像してしまうかどうだろうか。それぐらい街路にたたずむ少年の不穏感がすごい。

ちなみに、ゴダールの作品は、女は女であるに出てくる手紙の間違いのエピソードを作品化したもの。ちょっと手癖だけで作った感はある。
4.2
休日、ほぼ満員のシネマリス🐿

パリに行きたい気持ちがかなり高まった
フランスは赤と青が映える🇫🇷
好きな赤と好きな青が沢山出てきて、視覚的にも好みな作品
街並みがくすんだ灰色系統やからこそ、色味が映えるのかなとか考えてた

ゴダール以外の監督はまだ単独作ほぼ観れてないので、これきっかけに深掘りしていきたい

パリところどころ▶︎女は女であるの順番が大事!

2026 162(125) エッセンシャルヌーヴェルヴァーグ③

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