ままならない夫婦がいろいろあって、どん詰まりの日常を続けていくしかなくなってしまう。というか、最初から選択肢はそれしかない。主人公2人は、変に生真面目で一生懸命で他人から見ると空回っているのだが、人…
>>続きを読む成瀬巳喜男監督の夫婦三部作最終だが、結婚して10年で子供も無く、倦怠期すらも過ぎ去った夫婦関係、最も辛辣な結末に終わった後味が辛い最初の成瀬映画らしい傑作と云えよう。暖簾に腕押し亭主上原謙に不満を漏…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
子なし夫婦 倦怠期
ある日旦那は会社で上品な女の手作り弁当🍱を見てフォーリンラブ
不倫が始まり妻激怒
妻1人実家へ帰り、父親に旦那の会社へ向かわせ叱らせるが旦那は会いに来ず..
自宅に戻り不倫相手…
〖1950年代映画:小説実写映画化:人間ドラマ:東宝〗
1953年製作で、林芙美子の小説『茶色の目』を実写映画化の人間ドラマで成瀬巳喜男の夫婦三部作の1作らしい⁉️
なんか…妻が…旦那さんの気持ちも…
中川十一(上原謙)と、美穂子(高峰美枝子)は結婚して10年。子供はいません。
2階に間借りしている松山夫妻はだめんずの夫に嫌気が差した妻が出て行き、もう1人貸してる美大生、谷村(三國蓮太郎)が髪の毛…
成瀬巳喜男監督作品。
にょほほ…
これは良き映画でしたよ。
いや、すごい映画だよ。
ワシの好きな役者がたくさん出とるわ。
高峰三枝子、中北千枝子、高杉早苗、新珠三千代
そして坪内美子まで…
たまらん…
林芙美子劇場で、高峰三枝子妻のやさぐれがすぎる。
生活の合間に見せるガサツで手抜きがちな女の油断がリアルすぎて、あんなふうに上原謙様のような夫に冷ややかに見られてしまったらと思うとタヒぬわ。お土産の…
すったもんだがあって戻る日常ループがより重くなってる、ままならなくなってるのが林芙美子らしい印象。ひたすら何かをつまみ食いし、歯をほじくり、適当な家事をこなす超ガサツな高峰三枝子が実に良い。それに対…
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