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シェリフェ
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シェリフェの作品紹介

シェリフェのあらすじ

夫と死別したシェリフェは、若者らの詩の朗読会に参加して元気になるが、母親の変化に戸惑った息子たちが元の暮らしへと引き戻そうとする。確執と再生の家族ドラマ。

シェリフェの監督

タレク・ダウド

原題
Serife Tavsan
製作年
2026年
製作国・地域
スイス、トルコ
上映時間
105分
ジャンル
ドラマ、コメディ

『シェリフェ』に投稿された感想・評価

本当に見て良かった!今年のベスト3には入る名作!弱いものvs支配するもの、自由を求めるものvs保守 などポリティカルにも見れるが、自由の制限されたイスラム圏で育った60代?女性が未亡人となり、その後の生活を描いている。もともと彼女は知性は高く行動的な人だった。なのに、教育もろくに受けさせてもらえず、無理やり早い結婚をさせられた人生だった(夫は働き者でいい人だったと言ってたが)。そのおばあちゃんをliberated(自由化)しろ!って話で、見ていて自分のことのように気持ちが高揚した、詩の朗読、ラップを孫とやり始めるコメディカフェ?での活躍やらめっちゃ応援してしまった。しかし、イスラムの女性だし、当然おばあちゃんだし、おとなしくさせたい息子たちが彼女を押し込めようとする。

本当に心から彼女の抱えてる問題と年取っても、というか、今だからこそ、やりたいことやらせてよ!未亡人になったんだからっていう気持ちめっちゃわかる。

あまりにも言いたいことが溢れて!Q&Aでまる子は手を挙げて質問してしまいましたよ!で、監督さん、とってもいい質問だと言ってくれた(感謝!)質問の内容は飛ばしますが(ネタバレ)問題が起こった時の対処法としては、まず攻撃(武器を使った)、そして説得、それから愛が通じる相手であれば愛のある言葉を与えろと監督の答はとっても良かった。そうだ、その3段階も全部描かれているね!

政治的な事は言いたくなかったが、ちょっとそれを感じさせる質問をしました。でも結局それが無言のメッセージとして映画全般を通じてあったのだよね。(監督はアフガニスタン出身、当然一番言いたいことだ)。彼女の苦しみは同時にイスラムが抱えてきた(パレスチナ問題)苦しみでもあり、弱者の苦しみでもある(女という立場で宗教に縛られている部分もある)。好きなことさせてあげようよ!彼女をまた檻の中に入れず、自由にさせることは、誰もが自由になることに繋がる。

素晴らしい映画でした。プロットも綿密に計算されていた。しかし 東京国際映画祭、毎年思うけどQ&Aの質の高いこと高いこと。よくそんな事聞きますね?っていう質問が爆速で出てきて、民度の高さを監督さんも感じたことでしょう(私も含めて?)本作が日本で上映されたらもう一度必ず見に行きます!

東京国際映画祭2026年 TIFF 5本目
夫と2人暮らしのシェリフェ
ある日、2人で庭の手入れをしている時に夫が発作を起こし、そのまま帰らぬ人となってしまう
寂しい日々を送る中、夫が倒れた時にたまたま通りかかった若い女性ギュライとマーケットで偶然出会い、一緒に買い物をして少し気持ちが晴れやかになったのを感じたシェリフェ
1人なった彼女の見張り役として居候となった孫のマヌルともぎこちなかったのがだんだんと仲良くなっていく
付き合う相手が変わっていき、母親の大胆な行動に戸惑う息子たちは、医者から母親は痴呆症という診断を下して貰おうと策略する

今まで細かい手続きは全部亡くなった夫に任せていたシェリフェに対し、息子たちは母親を心配しているように見えて、相続手続きなど自分たちに有利になるように対応していたり、勝手に家を増築したり…
そんな状態で心も休まる訳もないけど、そんな中でシェリフェの心の支えとなったのはマヌルとギュライ、そして詩を聞くこと
だんだんと笑顔が増えていくシェリフェを見て心が温かくなった
mmm
3.9
tiffにて

キュートでパワフル
嫌いな人あんまりいないと思う
夫に先立たれたシェリフェを孤独な老人として扱うのが正規ルートだと思い込んでいる息子たちと、落ちこぼれだけど優しくて人を思いやれる孫たち
終始かわいいなーと思う映画だった