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富士山と、コーヒーと、しあわせの数式

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富士山と、コーヒーと、しあわせの数式の作品紹介

富士山と、コーヒーと、しあわせの数式のあらすじ

祖母・文子と暮らし始めた大学生の拓磨は、亡き祖父・偉志の書斎で大学の入学案内を見つける。それは偉志が遺した文子へのサプライズだった。一歩踏み出し、若い頃の夢だった「学び」の日々を謳歌する文子。一方、拓磨は夢に自信が持てず将来に悩む。そんな二人は、富士山が好きだった偉志の手帳に不思議な数式を見つけて・・。

富士山と、コーヒーと、しあわせの数式の監督

中西健二

原題
公式サイト
https://gaga.ne.jp/fujisan_and_coffee/
製作年
2025年
製作国・地域
日本
上映時間
100分
ジャンル
ドラマ
配給会社
ギャガ

『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』に投稿された感想・評価

ぶみ
3.5
一歩踏み出してみると、人生って意外と楽しい。

島田依史子による自叙伝『信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語』を原案とした中西健二監督、豆原一成、市毛良枝主演によるドラマ。
同じ大学に通うこととなった孫と祖母の姿を描く。
原作は未読。
主人公となる大学生の安藤拓磨を豆原、祖母の文子を市毛、文子の夫・偉志を長塚京三が演じているほか、酒井美紀、八木莉可子等が登場。
物語は、キッチンで料理をする文子が、料理を作りすぎちゃったとして、夫である偉志の遺影の側に一品添えるシーンでスタートするため、一発で文子の現状がわかると同時に、文子を演じる市毛のエプロン姿たるや、ザ・日本のお母さんであり、安心感抜群。
次には、酒井演じる母の仕事の都合で、しばらく文子の家で暮らすこととなった拓磨と、偉志が生存中に申し込んだ拓磨が通う大学の生涯カレッジに行く文子という、ややもすると一風変わった共同生活を中心として展開するのだが、その2人のやりとりの面白さは主眼ではなかったのは意外だったところ。
その後は、コーヒーが大好きでコーヒー店でアルバイトするも将来が見えてこない拓磨、彼を応援する文子、拓磨の彼女で八木演じる紗季、文子と確執がある母といった人間関係が絡み合ってくる中、偉志が残した手帳に、とある不思議な数式が書いてあったことによるプチ謎解き要素も盛り込まれているが、サスペンス的な要素は皆無であり、あくまでも家族の話に徹した優しさ溢れる物語となっている。
何より、既に他界しているため、回想シーンでしか登場しない偉志を演じた長塚の存在感が抜群かつ、そこはかとない優しい眼差しとダンディズムに溢れていて、あんな風に歳を重ねて行けたらなと感じさせたくれた次第。
加えて、拓磨が転り込んだのが、かつては母が使っていた部屋なのか、机に初代iMacが何気に置いてあったのは見逃せないポイント。
作中、偉志と文子が結婚50周年を迎えようとする件があるのだが、何を隠そう本作品を観た10月29日は私の20回目の結婚記念日。
偉志夫婦からしたら、まだまだ足元には及ばないものの、今後も妻とは仲良くやっていきたいと思うとともに、結婚当時、職場の後輩に「10月29日なんて転覆ですね」と言われたのだが、幸いまだ転覆していないのを自慢したくなったのに加え、間違いなくコーヒーを飲みながら富士山を眺めたくなる一作。

何かを好きって言える時点で、半分手が届いてる。
4.0
市毛良枝さんが44年ぶりの映画主演を務めた本作。グローバルボーイズグループ「JO1」の豆原一成さんとの共演で、同じ大学に通うことになった祖母と孫を演じている。

教育者・島田依史子さんの著作をモチーフに、学ぶことの楽しさと世代を超えた家族の絆を温かく紡いでいる。監督は中西健二、脚本はまなべゆきこ。

決して派手な作品ではないが心に沁みた。一歩を踏み出すことによって自分が思いも寄らなかった世界が広がることがある。若い頃の夢だった「学び」の日々を謳歌する文子(市毛良枝)を通して、幾つになっても学ぶことは楽しいのだという思いが伝わり勇気を貰えた気がした。孫の拓磨(豆原一成)娘の綾(酒井美紀)との家族としての物語、夫婦の回想シーンなどが丁寧に描かれていて素敵な作品だった。

祖父の偉志(長塚京三)が他界した後、1人で暮らしている祖母の文子(市毛良枝)。孫の拓磨(豆原一成)は、母・綾(酒井美紀)が海外に出張する間、祖母と暮らすことになった。拓磨が祖父の部屋で見つけた封書。亡き祖父が残したサプライズによって文子は拓磨と同じ大学で学ぶことになる。一方、拓磨は自分の夢に自信が持てず将来について悩んでいた。そんな折、富士山が好きだった祖父の手帳の中に意味不明な数式を見つける。

幾つになっても童顔で若々しい市毛良枝さんがほんわかした温かいおばあちゃんを好演。自分の将来に悩んでいる孫の背中を優しく押す。人生のふとした喜びは、年齢を重ねればそれだけひとつひとつが大切なものになる。確執のあった母と娘も亡き祖父や孫の思いで絆を取り戻し、意味不明だった数式の答えを見つけた時、祖母・文子の涙が心を打った。俳優陣の温かな演技に癒される。

劇中、コーヒー好きの拓磨が豆から挽いて味の好みで焙煎方法を変えて美味しいコーヒーを淹れる。まるで味と香りがスクリーン越しに伝わってきそうな光景に、コーヒー好きの私は心が和む。そんなコーヒーと同じように、人生も丁寧に一歩一歩歩んで行けば、癒され心満たされる日々があるのだと改めて感じた良作だった。
桃龍
3.5
こういう映画を午前中に揃って見ている老夫婦、いいね。バツイチの俺には真似できない。
きのうの午前中に見た『てっぺんの向こうにあなたがいる』も、そういう方々が多かった。
そして本作の脚本家まなべゆきこさんの夫は、映画監督の熊澤尚人さん。たまたま続けて午後に『盤上の向日葵』を見る。いい老夫婦になりそうで、うらやましい。

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