青木茂「三太物語」が原作、脚色は映画雑誌編集者で映画評論家の大黒東洋士。監督は鈴木英夫。製作は民芸。湖畔の山村の学校に赴任してきた女教師と、児童の交流を描いた、鈴木英夫5本目の監督作で、大映最後の作…
>>続きを読む初期鈴木英夫ならば見逃せないし、宇野重吉や左卜全など劇団民藝のベテラン俳優たちの好演だけでなく優しい先生津村悠子と子供たちの何でもないほのぼのしたやりとりに心が洗われる。清水宏を真似たような演出が多…
>>続きを読む大好きな先生を乗せて走り去っていくバス、それを走って追いかける子供たち。こんなシーンはクリシェ中のクリシェだが、この映画に関してはあまりにもクドい。クドい上に、散々後を追いかけた子供たちがやおら近道…
>>続きを読む鈴木英夫の作品だと思って見るからかもしれないけど、急須を使ったサスペンス、画面の奥行きの使い方、ロングショットと接近したショットの組み合わせなど、センスの良さを感じる。
クライマックスはすごい長さ。…