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月光の夏
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『月光の夏』に投稿された感想・評価

桃龍

桃龍の感想・評価

4.0
今年の夏、朗読劇とピアノ生演奏で舞台化されてたのか。
見たかったなぁ。
あした特攻にゆくという若者が、どうしてもピアノが弾きたくて小学校に貸してもらいに行く…。
私の生まれ故郷から2駅ほどの場所での実話がベース。
「月光」という選曲が素晴らしい。
◆あらすじ◆
元教師の吉岡公子は鳥栖小学校の古くなったグランドピアノにまつわる特攻隊員の話を児童たちに聞かせて、大きな反響を呼ぶ。しかし、嘘だという記事が出て、吉岡は作家の三池らとともにその特攻隊員を明らかにする調査に出かける。

◆感想◆
特攻の前日にピアノを弾きたくて学校に訪れた特攻隊員にまつわるストーリーを軸に、当時の特攻隊員たちの悲しい事情が描かれていて、「死ぬこと」を求められた隊員たちと「死ぬことができなかった」隊員たちのそれぞれの悲しみが強く伝わってくる内容になっています。

主人公の吉岡公子は学校の教師であり、特攻隊員の2人が来校してピアノを弾く姿を目に焼き付けます。明日には死んでしまう2人の切実な思いが吉岡の心に響いて涙する姿はとても印象的でした。

特攻隊員2人のうちの1人が生きていることが判明するも、取材に一切応じようとしません。そこには彼の明らかにしたくない思いが強くあって、後に分かる彼の経験した過去の辛さはとても残酷でした。

現在でこそ生きる幸せを誰もが求める中、戦時中の死ぬことが求められる状況の異常さが鋭く心に突き刺さってくる作品になっていました。観て良かったと思います。

鑑賞日:2023年9月13日
鑑賞方法:CS 日本映画専門チャンネル
HONEY

HONEYの感想・評価

2.9
永遠の0とテイストは近い。特攻隊の当時の映像と、現在の取材記者目線の映像、二つを交ぜながら真実を紐解いていく感じ。当時とある学校で特攻突撃前にピアノを弾いた兵隊が、生き残り、現代において記者から取材を受けるが頑なに当時の事を何も語ろうとしない・・・果たして何故なのか?どんな理由があるのか?戦時中の人々の価値観や倫理観は、現代人には到底理解できない事ばかりである。国に捧げる、生き残る、仲間と運命を共に出来ない、色んな板挟みの中を過ごすことの難しさも戦争のあるあるかもしれない。

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