月光の夏の作品情報・感想・評価

「月光の夏」に投稿された感想・評価

出撃前の最後の思い出にピアノを弾いたという、ある特攻隊員の実話を映画化。 "一台のピアノのエピソードをめぐる平和を願う映画づくり"の為に、舞台となった九州で募金活動を行い制作されたヒューマンドラマ。
死を覚悟した特攻隊員の心情が胸を打つ。ピアノの旋律に涙する。
佐賀県・鳥栖小学校(当時:鳥栖国民学校)のグランドピアノ。最後の曲♪月光。目達原基地。特別操縦訓練。九州日報の記事。知覧特攻平和会館。福岡・振武寮。「よう生きとってございました」
Rufice

Ruficeの感想・評価

3.5
地元がチラッと映っていると聞いて見たけれど、ストーリーも良かった。戦争映画というより戦地に赴く前の兵士の心の機微を描いた静かなドラマ。
ベートーベンの月光がとても合う。
前半から泣ける映画として記憶に残っていて、もう一度見てみたいと思っていた作品で、約25年振りの再鑑賞。

改めて今見ると昭和のテレビでやっていそうな雰囲気がちょっとあるものの、若い特攻隊達の死に向かう姿に胸を締め付けられる。

序盤の月光の演奏シーンもラストの月光演奏シーンも切ない。
人鳥

人鳥の感想・評価

3.7
私が戦争映画をよく観るようになったきっかけの作品。記憶にある中で、戦争を題材とした実写映画で初めて観たもの。

中学1年生の夏休み。「平和学習」として観せられて以降、実写作品なら大丈夫らしいと気付き、今に至る。


それまで小学校で毎夏見せられていた戦争アニメ映画では、あまりの直接的な描写に耐えきれず、登校日の朝に吐いていたのを覚えている。

なお、火垂るの墓を観る決心がつくのはさらに9年後のこと。
mh

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歴史に埋もれていた「振武寮」という存在を明るみに出した同名小説と、その映画化プロジェクト。
「振武寮」は特攻からの帰還兵を世間から隠すための施設で、その存在はこの映画が公開する1993年まで公になっていなかったというのだから驚く。(いまはもう関連書籍がいくつかあるようだ)

最初の三十分がすごい。
つっこむ前にどうしてもピアノが弾きたいという特攻隊の二人組が小学校(正しくは国民学校か)までピアノを借りに来る。そこで奏でたのが「月光」。丸坊主に飛行服でピアノが弾ける(芸大音高)、しかもふたりは反則。
このシーンがまじ美しい。理屈抜きで泣ける。
地元ジャーナリストが演奏者を探すも見つからない。その話を披露した女先生に、ウソなんじゃないかと誹謗中傷が寄せられるようになって……。
取材が進むにつれて核心に迫っていくという実直な物語展開で、嫌な部分がほとんどなかった。
唯一、悪い左官だけはどうかと思ったくらい。どこからどう見ても極悪でかえってリアリティを損ねているように思った。
地元企業からカンパを募って完成したとのことで、名所紹介みたいなのも挟まってていい感じだった。
何年か前に知覧特攻平和会館にいった。それよりも前に見ておきたかった。
この映画も現在、視聴するのが難しい状態になってる。
もったいない。
49118yar

49118yarの感想・評価

1.5
「戦争映画」という縛りで紹介してもらった作品。

過激な戦闘シーンを普段見ている方には物足りないと思うかもしれない。

福岡県鳥栖市にあった基地に在中していた特攻隊のお話。
Yasu

Yasuの感想・評価

3.2
自分の死が決められた中、最後にどうしてもピアノが弾きたかった。
彼らはどんな思いで弾いて出撃して行ったのか。そして生き残ってしまった彼はどんな思いで生き続け、最後にピアノを弾いたのか。

物語が少し淡々とし過ぎてたのが惜しい。
つかさ

つかさの感想・評価

3.0
戦争の事、特攻兵の事をゆっくりと丁寧に映し出される。
決してほんわかとした話ではないけれど、綺麗な風景の描写やピアノの音が心地良い。
その場の「におい」を感じるようだ。
ただこの作品のテーマと映し出される事のギャップが怖い。
この映画を観た方はそれで終わりにしないで、色々と調べてほしい。
特に「振武寮」という存在について。
NY521

NY521の感想・評価

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蒸し返す真夏の暑い日に、真っ暗でひんやりとした体育館の床に体育座りをして見た反戦映画。118分、お尻の痛さも忘れて食い入るように見た。ラストの美しくて悲しいピアノの音色とショッキングなシーンが忘れられない。
ekele

ekeleの感想・評価

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正直、あまり響いてこなかった。“ピアノ”にまつわるスローリーだからか、特攻にしろ人物にしろ掘り下げられてないので感情移入することもなく、ただ“映画”を見てるだけだった。
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