出口のない海の作品情報・感想・評価

「出口のない海」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

免責されていた大学生たちも駆り出された学徒動員。
回天の搭乗員になるべく集められた若者たちは「死ぬための訓練」に励む。

「死ぬための訓練」と言えるのは、回天での出撃は死に直結しているから。
目標艦に当たれば爆死。
目標艦を見失えば窒息死。

中からは開かんからね。

"出口"は無い。
“出口のない海”というタイトルがまず秀逸。
この作品で海老蔵さんの演技初めて観て、うまいんだ…ってホッとした記憶。
丁寧に演じてる感じが伝わった。

この映画を観た数年後に回天を実際に見たんだけど、夢を抱いて生きてきた青年の過去と絶望的な現在とあるはずだった無限の未来を閉じ込めるにはあまりにも小さな塊だった。
時代考証は、よく知りませんが、セット、小道具、衣装全てがきれい。「スター・ウォーズ エピソード1」の如く気持ち悪い。戦争中なんでセットは、汚してほしい。悲惨な内容であるにもかかわらず、気持ちが伝わらない。確かにおもちゃの様な潜水艦で特攻することを現代にも伝えようとする気持ちは汲み取りますが、全く愛するものを守るために死に行く若者の気持ちが感じられない。実物大の回天を作ったりと意欲は、感じますが、もはや気持ちも上滑りする日本の戦争映画は、観ていて腹が立つ感じでした。CGも今ひとつでしたね。
mi

miの感想・評価

4.0
いい役者が揃うと、こんなに淡々とした作品でも良いものに変わる。

戦争モノに血しぶきは、当然のもののように感じるがこの作品には、そういった描写はない。
そこがむしろこみ上げてくる、痛みや悲しみや苦しみを必要以上に感じることが出来た。

いい作品に出会うと、必ず心が反応する。
そして、エンドロールを見ながら嗚咽を止めるのに苦労する。
この作品には、それを感じることが出来た。
みき

みきの感想・評価

-
戦時中、海の特攻隊のお話。
原作が本当に良かったので期待して観たら

薄っ...

ってなってしまった...。

海老蔵さん、学生に見えない。
これを見るまで人間魚雷、回天、というものが全く分かっていなかった。
神風、震洋、伏龍などと同じ特攻兵器『回天』に乗り込む青年たちのお話。
何度となく観てる作品で、良し悪しに関わらず、この作品はいつまでも残っていて欲しいなぁと思う。
そう遠くない昔に確かに存在した『人間魚雷』と、人間魚雷を作り出した我が国や戦争を忘れないためにも。
ツツジ

ツツジの感想・評価

2.5
当たり障りの少ない戦争映画。
毒にも薬にも。
テーマ性が薄いのかな。
タイトルは良い。
ユイ

ユイの感想・評価

3.1
多分小学生ぐらいの頃親たちにひっついて見に行った。当時の私が理解するには色々と難しかった(汗)練習中に死んだんだよってとこだけ覚えてる。
moon

moonの感想・評価

3.3
記録

これは映画もそれなりに良かったけど、原作が本当に泣けた記憶がある。
空の"特攻隊"は日本人なら誰もが知る悲しい戦争の犠牲者達。
でも海の底深くでも同じく、
行きの燃料しか積まずに敵艦に猛突進して命を果てると言う悲しい行為がされていた事を知るのも必要かも。

運悪く(逆に運良くだとは思うが)敵艦に届かず命拾いしたり、
エンジンが掛からずスタート出来なかった人が自分を責め苦しむとか、本当に可哀想な時代だったなぁ。

戦争なんて、国民の命と生活を奪うだけの愚かな行為。
強いて言えば、地球の生態系を変え、生き物全てに影響を及ぼす行為でしか無い訳で、
上層部や国の利益の為になんて理由で二度と繰り返し起こしてはならないって毎回思うよ。

時代を知る、戦争を知ると言う意味では観て損は無い映画だと思う。
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