岡本喜八の肉弾で白骨をのせて戦後の海水浴場に浮上した幽霊小型潜水艇回天。この機こそあの広島長崎の原爆をつんだインディアナポリス号を撃沈し広島長崎への投下を未然にふせいだ英雄。本作のテーマ曲あのフラン…
>>続きを読む原爆輸送戦艦インディアナポリスを撃沈した潜水艦イ-58の話。だが、インディ号撃沈はあくまでストーリーの一部でしかなく、人間魚雷「回天」の活躍にスポットを当てている。
原作は、そのイ-58の元艦長らの…
この題材にして戦争の悲壮感や不条理さもさほどなく淡々としているのは戦後わずか10年ほどで作られた背景もあるのだろうか。何しかそんな時期にディテールをここまで再現し伊58艦長、乗員、人間魚雷回天搭乗員…
>>続きを読む昨日、瀬戸内の大津島に渡り回天記念館を訪ねたので、それを題材にした本作品を観た。回天の開発の経緯までは語られていなかったが、回天の搭乗員や彼らを運ぶ潜水艦の乗組員の心情がよく伝わってきた。今の世界情…
>>続きを読む「帰れない」
回天の搭乗員を描いた作品
潜水艦という特殊な空間で繰り広げられる生死の間で悩む若者を描いていた。
◆帰れない、帰りたくないから、死が直結する回天に搭乗するしかないという環境と、仲…
戦後11年、1956年の作品
戦争で亡くなった兵士は全てヒーローなのだと、現代価値観で観ると戦争讃歌な映画に見える。
しかし、戦後10年程のまだまだ傷が癒えない人も沢山いたであろう時代に、戦争を批…