チャップリンに並ぶ無声映画時代の名優、ハロルドロイド。
無声だから何も考えないで想像力と動きの面白さをたっぷり楽しめます。
そして1928年当時のニューヨークの街並みが記録映画としても楽しめるのも貴重。

スピーディーは大の野球好きの青年だがそれが高じて仕事が長続きしない。
恋人のジェーンはそんな彼に不満を持ちながらも一日遊園地で遊んだりで仲良くやっている。
しかし時はモータリゼーションと鉄道の時代、ジェーンの父親の馬車が商売の邪魔になるため鉄道会社が違約金を積んで止めさせようとするが頑として譲らない。会社は強硬手段に出てギャングを雇って商売道具の馬車を隠してしまうがスピーディーと地元のロートル達の活躍で無事取り戻す（ちょうどバブル時代の地上げ屋っぽい展開）

クライマックスの馬車でのカーチェイスは手法的にはコマ落としやスクリーンプロセスでスピード感を上げてたりしてるけど今のアクション映画の原点がはっきり見て取れる。
往年の大リーガー・ベーブルースもタクシーのお客役で出演してたりしてリュベンソンの「Taxi」への影響も垣間見られる。

タイムトラベル・映画情報のブログもやってますので宜しく。
http://blog.livedoor.jp/filmactors/

事態は常に最悪の方向へ転がっていく。テーマパークという舞台は即物的アクションの宝庫なのでセンス王が外すはずもなく。サイレント喜劇の天敵である蟹も一番たちが悪いし、犬の忠義を振り続けるゆえ重なる不幸も噛み合わなさが可愛い。
ベーブ・ルースに会えてから徐々に運を味方につけていく展開も構造として面白いし、大乱闘のくどい暴力性も弱者が強者を倒すアイデアが豊富で見とれてしまう。
スーツが汚れたことに気付いたロイドが(鏡に向かって)中指立てるシーンはエグすぎて爆笑。

超神だった！！世界観ど神。
チャップリンに並ぶ名優だった
方が主役らしい。

野球好きなんだろうね、この監督。
野球ネタ満載で、
ドーナッツで点数厨房に
点数報告したりチェリー投げるのかわい。

前半の遊園地がまたまた最強！
ベストに食い込む。
今にも壊れそうな乗り物達(時代的？)
本当だと思うがただの丸太
ジェットコースターみたいなのとか
逆に怖すぎて年パスですわ。
夜は最強！！！
イルミネーション半端なくて
まじドイツ村。
ドイツ村って意外としられてないが
関東の夜景ベストにくいこんでくる。
(池袋から多分3時間)
玩具箱の幸せ...表紙ね！
後カニの下り大爆笑！！
そんでベストに食い込むかわいわんこ。
遊園地の捨て犬だったが
愛敬100に賢くて見た目かわい！
最終的に持ち帰るからよかた！！！

ラスト必見。
街の初老達の大活躍だけで
ありがたいのに
馬車でNYシティ爆走の男はうけた。
この時代にワイスピ最新作
がおりました。