先輩が「とてつもないものを買ったので貸してあげる」と持ってきてくれたのが今作品…うん、確かにとてつもない……けど、あれ？意外と大丈夫かも笑

アンディさんって本当にたくさん映画に出てて、中にはけっこうとんでもない映画も多い。だから、私は慣れてしまったみたいで案外楽しめてしまった笑

とにかく、ロザムンドが老けない美人異星人って本当にナイスキャスティング！

アンディ主演のSFアクション！
想像通りヘンテコな作品に仕上がっていた


本作はセブンスカースやオメガクエストなどでお馴染み冒険小説を下敷きにした作品なんだけど、映画化された作品は結構珍作が多かったり…
本作もその例に漏れずヘンテコな作品で、エイリアンとの恋と戦いを描いている
そもそもVFXの技術が当時未熟だったり、クリーチャーのデザインがリアリティにかけてたりとビジュアル面での違和感がまずある
それに加えてストーリーも90分もない尺ということもあり淡白に感じてしまった(もうひと山ほしかった！
特にスーチーやロイチョンのキャラクターは過去とか仲良くなる過程とかをもっと掘り下げたほうがより映画に入り込めた気がした
メガネのアンディやボーイッシュな關之琳は新鮮なんだけど、演出やストーリー面が完全に追いついていないように感じた
でも脚本も務めるバリーウォンはいつも通りフルスロットルでした…笑


アクションも良くなかった
先程述べたようにそもそもVFXが良くないし、それらがアクションと上手くマッチしていない(宇宙人の攻撃を受けたリアクションが変だったり
アメリカと香港を股にかけた作品なのに、アクションは室内のシーンばっかりなのも残念(お金がなかったんだろうけど
ラストのマークチェンの倒し方もなぁ……


重度のファン以外にはオススメは出来ない作品
あと海外のサイトのキャスト欄に趙文卓の名前があったけど出てたかな…？

アンドリュー・ラウ監督、アンディ・ラウ主演。

国連の地球外生物分析局のウェズリーは骨董屋で光る手の骨をめぐって不思議な美女ティンガイと遭遇。
光る手の骨を買ったティンガイを追うと、エイリアンを追うFBIに囲まれる。
エイリアンと対峙するウェズリーはティンガイに救われて・・・

もともとは原作がコミックだったかと思う。なので設定はラノベ的。
アンディ・ラウとロザムンド・クアン、スー・チーとキャストは超豪華。バリー・ウォンもちょい役で出演。
ロザムンド・クアンって満州族シャーマンの家系らしく、どこかエキゾチックでエイリアン役はハマっている。
制作年代を考えると仕方ないがCGはしょぼい。そのしょぼいCGでも熱演するアンディ。
ハリウッド的CGなら観れたかもしれないが全体的に厳しい。香港映画は肉体のアクションで勝負すべき。
俺たちもSF映画作りたい背伸び感が半端ない。

昔、アンディ・ラウとロザムンド・クアン目当てで観て退屈な印象だったが、今回観て再確認できたｗ
尺もそんなに長くないんだけどな・・・
日本でアニメとかで製作すればまだ行けるのか？