決戦・紫禁城の作品情報・感想・評価

決戦・紫禁城2000年製作の映画)

決戦紫禁之城/THE DUEL

製作国:

上映時間:106分

ジャンル:

3.2

「決戦・紫禁城」に投稿された感想・評価

LEE

LEEの感想・評価

3.6
原作はあるのかな?008皇帝ミッションがこれのパロディかと思ったらこっちの方が後だった
特に008の冒頭シーンは本作を見てからだとより笑える(笑)

ストーリーは意外にもコメディ要素が多く含まれていて笑いながら見れる(8本〜のくだりはド直球の下ネタで戸惑ったけど)
あと基本的には紫禁城での決戦を元にしたミステリーがメインなので剣客通しの熱い戦いはあるもののメインじゃないのでそっちを期待してる人からしたら肩透かしを喰らうかも(主人公はニックチョンだし
あとアンディの出番はもう少し増やした方がいいなぁと思った
キャラは100点なので惜しい(最高のビジュアル!趙薇は安定の可愛さ!!

アクションはCGを使って新しいものを作ろうとしているものの結局は普通に剣術やってるシーンの方が見応えがあるので今から見ると失敗かなと思う
監督のアンドリューラウは風雲〜とかでも新しい映像表現を追求してたからしょうがないっちゃしょうがないけど

意外と笑いながら気楽に観れる一本
豪華声優陣もいい感じです
くぅー

くぅーの感想・評価

3.5
古代の中国、剣聖と剣神と呼ばれし剣の達人が紫禁城で決闘するアクションだが、元ネタはマンガらしく、冒頭でいきなりグラサン姿と、時代考証は無視した新感覚ミクスチャー作品。
とにかくコミカルにやり放題で、ワイヤーアクションも惜しみ無く、豪華キャストがスピードとキレで勝負。
アンディ・ラウの流石の存在感に、ヴィッキー・チャオの可愛らしさに、無口なイーキン・チェンはもったいないが…ニック・チョンが髭を生やしたら、田口トモロヲに似まくり。
インファナル アフェアの監督、こんな映画も撮ってたんだ⁉と、(いい意味で)驚かされる作品。清末期を舞台に、天下最強の剣聖と超絶技巧を誇る剣士の宿命の対決を軸に、皇帝暗殺計画とそれを食い止めようとする密使の活躍を描いたお話し。

制作された時代背景的に、もちろんワイヤーアクションがふんだんに使われているけど、VFXの使い方もなかなさ冴えていた。屋台や町並みのセットもかなり気合いが入っているし、跳ねっかえり生意気娘役のヴィッキー チャオが反則級にかわいい。アクションシーンも緩いところとがっつり見せるところの緩急がついていて、とてもいい。

映画全体も、アクション、コメディ、シリアスの配分が心地よく、テンポもいいので気楽に観られる。これは掘り出し物の、なかなかの名品だ。
昔観た映画の記憶を何とか呼び覚ましている今日この頃。やたらマニアックな香港映画やアニメばかりMarkしだしててごめんなさい(笑)。

「紫禁城」の存在を初めて知ったきっかけは本作でした!
タイトル通り、剣聖アンディ・ラウがイーキン・チェンに決闘を申し込んで、最強の剣士になりたいという大プロットとともに、始皇帝暗殺という中国史上最も有名な出来事も絡めて描く一大叙事詩。
とにかく豪華絢爛で、当時小学生の私も最後まで飽きずに観られた記憶があります。

どうしても誰が最強か白黒ハッキリさせたがるカンフー映画の世界。蓮舫さんの「2位じゃダメなんですか」という言葉が目に浮かびます...(笑)。でもどうしても男たちは紫禁城という最高の舞台で1位を決めたいんです、そっとしておいてあげましょう。
キャリア的にはイーキン・チェンの方がアンディより後輩に当たりますが、全く引けを取らない剣神っぷりでした!『風雲ストームライダース』にせよ本作にせよ、冷静沈着でミステリアスな剣豪を演じさせたら右に出る人がいないイーキン。若い頃の出演作が大抵スナフキン的な役回りが多いです(笑)。
アンディは端正な顔立ちだからこそ、長髪とか白髪とか、奇抜な時代劇用のカツラがすごく似合いますね。
ヒロインのヴィッキー・チャオも『少林サッカー』でブレイクする直前で、初々しさが残る演技でした。

でも本作で一番目立っていたのは、個性派俳優のニック・チョン!(なぜかFilmarks上でニック・チャン表記になってて、しかも出演作が本作のみという表記になってますが...笑)
皇帝の密使をコミカルかつ緊張感たっぷりに演じていてハマリ役です。本作以前も色々出てたようですが、2000年以降から『ゴッド・ギャンブラー』シリーズに出たり、活躍の幅を広げているようです。
アンソニー・ウォンやエリック・ツァンのような、大御所の個性派怪優になりそうな予感...!

ラストがすごーく切ない展開で、観てられなかったのを覚えてます...。香港映画ってどうしてこんなに悲惨な終わり方ばっかりするんだろう...(笑)。
何にせよ名作です!